『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』などのアニメーション制作でお馴染みのシンエイ動画が、インフルエンサー・マーケティングのベンチャー企業アナライズログと資本業務提携を結んだ。
YouTubeなどを活用したシンエイ動画のアニメ作品のビジネスでアナライズログが協力をする。国内外での作品のプロモーションとビジネス展開、さらに新規アニメコンテンツの開発も目指す。
アナライズログは2018年5月に、YouTubeを中心にしたデジタル戦略の策定・運用サポートの企業として設立された。数多くの人気YouTuberとの強いつながりも特徴になっている。アニメやマンガといった領域も得意としている。このためコンテンツ企業からも注目を集めている。
そうした企業との資本業務提携は、2019年12月の東映アニメーション、20年4月の小学館に続く、3社目である。いずれも有力企業だけに、今後のビジネス展開が期待されるだけでなく、経営の安定にも貢献しそうだ。
アナライズログが資本業務提携した企業には、業界大手であるだけでなく、キッズ向けの作品・キャラクターを得意とすることでも共通する。現在、キッズ向けの映像・アニメ番組は、子どもたちの視聴時間が増えているYouTubeの影響力が大きくなっている。
これらの企業はいずれもYouTube向けの対策と戦略が必要とするが、専門知識を持つ企業は限られている。そこでアナライズログの力を借りるというわけである。
アナライズログ
https://analyzelog.jp
シンエイ動画
https://www.shin-ei-animation.jp/