ブシロードが劇団飛行船を完全傘下 舞台やスポーツ…ライブ重視続く

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 2020年1月27日、ブシロードは舞台事業の劇団飛行船と、その親会社ソプラティコを完全子会社化すると発表した。ブシロードは2019年9月にソプラティコの株式の14.5%を3億3350万円で取得していた。今回は残りの株式85.5%を全て取得して、ソプラティコとその100%子会社の劇団飛行船をグループ会社とする。
 劇団飛行船は1966年設立。児童向け舞台の大手として実績が高い。近年は映劇を通じてアニメやマンガ、ゲームを原作とする2.5次元舞台も手がける。ブシロードは自社IP を活用した新たな舞台を共同で企画するとして昨年秋にソプラティコと資本提携をしたが、シナジーを加速させるため子会社化を決めた。今後はさらに舞台ビジネスに力をいれる。

 ライブエンテインメント事業への注力は、舞台だけにとどまらない。すでに自社IPのファンイベントやライブも積極的に展開している。新日本プロレスやキックボクシングの「キックアウト」、2019年12月には女子プロレス団体「スターダム」も傘下にし、スポーツ興行にも目を向ける。
 劇団飛行船の舞台の動員は年間50万人、新日本プロレスは45万人、ブシロードグループのライブ・イベントは20万人、合算してグループで年間で約115万人に集客力を誇る。将来的には年間総来場者数300万人を目指すとしている。劇団飛行船の子会社化は、積極姿勢の表れでもある。ブシロードでは今後もスポーツ団体や劇団との提携、グループ化を積極的に進める方向だ。

 1月27日には、もうひとつ別のグループの事業再編が発表された。グループの連結子会社で音楽事業を担当するブシロードミュージックから音楽著作権事業を会社分割し、ブシロードミュージック・パブリッシングを新設する。4月1日付で実施し、新設子会社はブシロードミュージックの子会社、ブシロードの孫会社になる。ライツビジネス部分を分社化するかたちだ。音楽著作権事業の海外展開を機動的に推進するための体制づくりが目的だ。
 新会社設立にあたり、ブシロードミュージックの代表取締役社長の木谷高明氏は退任、新たに現取締役の金原威也氏が就任する。木谷高明氏は新たにブシロードミュージック・パブリッシングの代表取締役社長に就任する。

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