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「東京ゲームショウ2024」 4日間で来場者27万4739人 ビジネスデイは過去最高
- 2024/9/30
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2024年9月26日から29日までの4日間、幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2024の来場者が記録的な数となった。主催する一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、今年の期間中の総来場者が27万4739万人だったと発表した。
前年比で12.9%増と大きく伸び、1996年の東京ゲームショウのスタート以来、2018年の29万8690人に続く歴代2番目の記録となった。会場は終日大賑わいとなった。
また来場者のうち26日(木)と29日(金)のビジネスデイの来場者が8万7180人、28日(土)と29日(日)の一般公開日が18万7559人だった。
このうちビジネスデイは前年比で24.3%増と過去最高の来場者数となった。また8万人超も史上初、昨年の7万人超えに続く2年続きの大台突破だ。
東京ゲームショウ2024の活況は、出展者数が過去最大の985の企業・団体、出展小間数も3252小間と過去の記録を大幅に上回った規模の拡大がまず大きい。PlayStationを開発するソニー・インタラクティブエンタテインメントの5年振りの出展という話題もあった。
しかしより注目されるのは、ビジネスデイの活況だ。一般公開日の約18万7000人は、コロナ禍前の19万人~23万人と大きな変化はない。むしろ若干減少気味だ。
来場者数の伸びを支えるのは、ビジネス関係者だ。コロナ前には5万人台が多かったビジネス関係者が2010年代終わりより順調に伸びている。海外からの来場が増えているのも理由だ。「TGSビジネスマッチングシステム」を活用した商談件数は、過去最多の3669件が報告されている。
2024年は世界最大級とされた米国のゲーム見本市E3が今後の開催中止を発表した影響もあると見られる。国際ゲームビジネスの商談の場として、新たに重要性が高まった。アジア・太平洋地域がゲームビジネスの最大市場として急成長しているのも大きいだろう。この地域のハブとして古くからある東京ゲームショウに関心が集まっているというわけだ。
【東京ゲームショウ2024 来場者】
来場者総合計 27万4739人 (前年比12.9%増)
一般公開日 18万7559人 (前年比8.1%増)
ビズネスデイ 8万7180人 (前年比24.3%増)