樹林伸が原作 Netflixと企画開発の新作アニメ「レディ・ナポレオン」

レディ・ナポレオン

 Netflixが2020年2月に発表したクリエイターとのパートナーシップから新しいアニメ企画が発表になった。マンガ原作や小説、脚本で活躍する樹林伸氏が、全く新しく原作から作りだすアニメシリーズ『レディ・ナポレオン』だ。全13話で制作し、全世界で独占配信する。
 アニメーション制作は『ぐらんぶる』、『バッテリー』のゼロジー。同社はNetflixオリジナルアニメ『天空侵犯』も制作している。また監督は『バクマン。』の監督や数々の作品の演出で活躍する秋田谷典昭氏を起用した。
 物語は樹林伸氏らしく、波乱に富んだものになる。ナポレオン・ボナパルトの末裔・ソフィが、ナポレオンが所有したという三種の神器を求め世界を舞台に駆け巡るアクションファンタジーになる。

 Netflixは2020年2月、樹林伸氏を含むCLAMP、太田垣康男氏、乙一氏、冲方丁氏、ヤマザキマリ氏ら6名のマンガ家・作家・クリエイターとオリジナルアニメの企画・制作をすると発表している。Netflixがアニメ企画により積極的に関わると話題を呼んだ。
 樹林伸氏は『金田一少年の事件簿』『BLOODY MONDAY』『サイコメトラーEIJI』『神の雫』(亜樹直 名義)といったマンガの原作者として数々のヒットを飛ばしてきた。『レディ・ナポレオン』はNetflixと新規企画開発のパートナーシップに基づく最初の作品になる。

 今回の発表では配信時期には触れてないが、開発途中のキャラクターのアートを公開している。これらがNetflix、樹林伸氏、ゼロジーの協力で、どんな作品に育っていくのかも注目される。

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