トムス・エンタテインメント、アニメ55周年で130作品をYouTube無料配信

トムス・エンタテインメト

 アニメ製作大手のトムス・エンタテインメント(TMS)のアニメ事業が今年で55周年を迎える。これを記念して4月24日に「TMSアニメ55周年公式チャンネル」をオープンした。2020年1月までおよそ9ヶ月にわたり、同社が制作してきた代表作を無料配信する。
 第1弾は全20作品55エピソード。『ルパン三世』の歴代シリーズや『ベルサイユのばら』、それにTMSが得意としてきたスポーツアニメが多数含まれる。『巨人の星』、『あしたのジョー』、『アタックNo.1』、『侍ジャイアンツ』などである。エピソード数の55は55周年と合わされている。

 トムス・エンタテイメントのアニメ事業の源流となる東京ムービーは、1964年に設立された。日本でも有数の歴史を誇る。設立の年の8月には初めての制作アニメ『ビッグX』がテレビ放送されている。
 その後、経営母体は何度か変わり、社名も東京ムービー新社、キョクイチと変遷した。2000年に現在のトムス・エンタテインメントとなった。現在はセガサミーグループのアニメ部門会社として残る。日本のトップ3に入るアニメ製作会社でもある。

 現在トムス・エンタテインメントが受け継ぐ作品は、その歴史を反映した傑作ばかりである。同社の代表作ともいうべき「ルパン三世」シリーズ、『それいけ!アンパンマン』、『名探偵コナン』、『巨人の星』、『ガンバの冒険』、近年のヒット作『弱虫ペダル』まで。その数は420作品以上エピソード数で1万2000話にもなる。
 今回の配信はそうしたライブラリーの一部を紹介することで、作品の活性化も狙っていると言えそうだ。若い世代にユーザーが多いYouTubeの活用も、そうした目的に合致する。

 第1弾の配信は第1話から第3話とするものから、『巨人の星』、『アタックNo.1』、『あしたのジョー』、『あしたのジョー2』、『侍ジャイアンツ』のようにテーマごとにセレクトしたものなど様々だ。たとえば『あしたのジョー2』ではカーロス・リベラ戦、金竜飛戦、ハリマオ戦、ホセ・メンドーサ戦と名試合の話数をまとめてピックアップする。
 今後は毎週ごとに追加配信を実施。『名探偵ホームズ』や『キャッツ・アイ』、『じゃりン子チエ』、『ガンバの冒険』、『六神合体ゴッドマーズ』、『ど根性ガエル』、『神様はじめました』、『ReLIFE』などが登場するとしている。新旧取り混ぜたラインナップは幅広い層にアピールしそうだ。

「TMSアニメ55周年公式チャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCkVvAm5jb62IMIJQj4wPVGA
2019年4月24日~2020年1月初旬(期間限定)

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