サイバーエージェントの声優・アニメ情報サイト「Nizista」スタート 有料会員プランも導入予定

スマートフォン

サイバーエージェントは子会社のアプリボットを通じて、アニメや声優のニュースサイトに進出した。2016年10月3日に、声優・アニメに特化した「Nizista(ニジスタ)」を公式オープンした。サイトは8月9日にβ版にてサービスを提供していたが、10月より正式スタートになる。
「Nizista(ニジスタ)」のタイトルは、アニメや声優に虹を架けるとの意味に由来する。作品や声優、そしてファン同士のコミュニケーションを重視している。サイトでは、フォローやコメント、イイネ機能など活用した交流機能を多数設けている。また今冬にはアプリ版を導入する予定だ。

Nizistaではアニメや声優などの情報を毎日更新する。加えて、声優やアーティストを中心としたインタビューを掲載する。また毎月、旬な声優をピップアップしたグラビア特集「カバーガール」のコーナーも目玉になっている。女性声優にも関心が高い、若いカジュアルな男性アニメファンがターゲットになっていることが分かる。

アニメや声優の情報を伝えるメディアは、これまでも雑誌・ウェブとも多く存在する。とりわけウェブ上の声優情報は個人サイトなどで充実したものが多く競争が激しいジャンルだ。この中で勝ち抜くとなると、差別戦略が必要になる。
Nizistaはこれをコミュニケーションに置き、さらに配信番組やライブイベントと結びつける。声優が出演する情報番組を毎月配信する予定だ。動画配信に強みをみせるサイバーエージェントグループのノウハウも活かされそうだ。11月には番組の収録イベントの観覧者募集も実施する。
さらにこれは、サイト運営の鍵となる収益化にもつながってくる。アプリボットでは、今後、月額課金による有料会員向けた特別なコンテンツを用意するとしている。ニュースサイトの多くが導入する広告による収益モデルというよりも、イベントやユーザー課金による収益を目指していることがわかる。

サイバーエージェントは、近年、アニメ分野への関心を高めている。グループ会社のCygamesではアニメ事業部を設立、2016年にはアニメスタジオのCygamesPicturesを立ち上げた。アニメ製作と作品のプロダクションに進出する。またスマホアプリを用いた動画配信の番組放送AbemaTVでは、アニメを主要コンテンツに位置付けている。新作アニメの配信にも熱心だ。
アニメ、そしてアニメに関連する声優やアーティストも含めた領域にビジネスチャンスがあると見て、積極的に進出しているようだ。

「Nizista(ニジスタ)」 https://nizista.com/

関連記事

ピックアップ記事

  1. アニメーションブートキャンプ 2017
     アニメーション制作の第一線で活躍するプロのもと、業界を目指す学生が4日間の合宿で技術を学ぶ「アニメ…
  2. 「デジタルコンテンツ白書2017」
     ますます変化の動きを早くしているコンテンツ産業を一望する書籍として活用されている「デジタルコンテン…
  3. オリジナルTVアニメ「URAHARA」
     日本のアニメがネット配信を通じて世界中に広がる中で、映像配信プラットフォーム発のオリジナルアニメが…
ページ上部へ戻る