東宝が不動産事業を再編 東宝不動産を吸収合併

ファイナンス決算

映画会社の東宝は、グループ子会社の東宝不動産を2017年3月1日付で吸収合併する。また合併に先立って、東宝不動産の飲食・物販事業を分割し東宝レストランサービスが吸収する。同様に東宝不動産の子会社で建築工事事業の東宝地所を東宝サービスセンターが吸収合併する。
東宝不動産は1947年に電気工事会社と設立され、第二次大戦後は主に不動産の管理・運営をしてきた。東宝ツインタワービル、帝劇ビル、渋谷ヒカリエ、芝東宝ビルなどの優良物件を多数保有する。前年度の売上高は99億700万円、当期純利益は10億9400万円である。

東宝不動産は2013年までは東京証券取引所第1部市場に上場していた。同年、公開買付が実施され、東宝が全株式を保有する完全子会社とした。
完全子会社化後、東宝の不動産事業と東宝不動産は連携してビジネスの効率化を進めてきたが、依然、両社の重複部門がいくつか並立していた。今回の合併、再編で、これらを整理しグループ内の不動産事業の効率化を進める。東宝の不動産事業は不動産賃貸と保守管理だけで、420億円の売上高があり、今後も、映画・演劇と伴に会社を支える柱のひとつとなる。

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