国際コンテンツ見本市のTFFCOM、TIMM、TIAFからなるJapan Content ShowCase(JCS)が、2016年は過去最大規模となることが明らかになった。2015年の出展ブースが昨年の211から243へと約1割増える。このうち海外ブースは76から77、国内ブースは172から243になる。国内企業・団体の海外ビジネスに対する意欲の高まりが表れている。これに伴い、昨年347あった出展団体数の増加も期待できそうだ。
ブースの増加は、音楽見本市TIMMの会場をこれまでのお台場から渋谷に広げたこともある。2015年の開催では、お台場会場がいっぱいになっていた。
こうした会場の増設はJCSのビジネス機能に国内外の関係者が、関心を集めているためだ。会場を訪れるバイヤー数、また現地で行われる商談数は年々増えている。
昨年過去24%増となった今年も伸びそうだ。9月16日までに登録されたバイヤー数は1100人と昨年の同時期の950人を大きく上回っている。2016年は最終1500人以上を目標とする。
2016年の特徴は、マーケットのスタートが東京国際映画祭の同日10月25日になったことだ。台場と六本木をシャトルバスでつなぎ、連携を強化する。
またアジア太平洋プロデューサーズネットワークと連携することで。アジアキーマン50人と日本のキーマン50人が集まる。プロデューサーのためのイベントを充実する。さらに例年好評のセミナーも数多く設けられる。
Japan Content ShowCase(JCS) 2016
http://www.jcs.tokyo/ja/