MAPPA5作品をまとめて展示 スタジオテーマの企画展
- 2018/12/21
- イベント/アワード
2011年設立とわずか8年の歴史ながら、アニメファンから熱い支持を集めるスタジオがMAPPAだ。人気の秘密は映像・演出に見られる圧倒的なクオリティーである。
2012年に演奏シーンの再現でも話題を呼んだ『坂道のアポロン』で深夜テレビシリーズにデビュー。その後も『残響のテロル』、『進撃のバハムート GENESIS』で評価を高め、2016年には劇場映画『この世界の片隅に』、テレビシリーズ『ユーリ!!! On ICE』で大ヒットを飛ばす。いまでは国内を代表するスタジオとなっている。
そうしたなかで2019年1月25日より、東京・池袋PARCO パルコミュージアムにて「MAPPA SHOW CASE」が開催される。タイトルにあるように企画展のテーマは”MAPPA“である。MAPPAが手がける『BANANA FISH』、『ゾンビランドサガ』、『どろろ』、『賭ケグルイ』、『ユーリ !!! on ICE』と5つの代表作を集めた。
『BANANA FISH』と『ゾンビランドサガ』は2018年のアニメ業界を代表するヒット作。ここからも現在のMAPPAの勢いが分かるだろう。『どろろ』は手塚治虫の傑作を妥協のない演出で再アニメ化する話題作。『賭ケグルイ××』は2017年ヒット作の第2シーズン、そして劇場アニメ化が決まっている『ユーリ !!! on ICE』と華やかだ。
会場では各作品の原画の展示のほか、『ユーリ !!! on ICE』からヴィクトル等身大フィギュア展示、『BANANA FISH』オープニング/エンディング絵コンテなどファンが満喫できる様々展示が用意される。
『BANANA FISH』セレクション上映会、『ゾンビランドサガ』応援上映会、『どろろ』、『賭ケグルイ××』の先行上映会など、映像もたっぷり楽しめる。イベントならのグッズ販売もある。詳細はMAPPA公式 Twitterにて順次更新する予定だ。
今回のイベントのポイントは製作委員会の枠組みを超えて、”MAPPA“のブランドで統一したことだろう。作品が並ぶことにより、スタジオの特長やクオリティーの高さが分かる。すでに認知度が高まりつつあるMAPPAの名前をさらにアピールするのに十分だ。
各作品のファンは勿論だが、今後さらになる活躍が期待されるスタジオのいまを確認しに行くのもいいだろう。
「MAPPA SHOW CASE」
2019年1月25日(金)~2月11日(月)
場所:池袋 PARCO パルコミュージアム