国際コンテンツ見本市TIFFCOM 2019年は池袋の新シネコンも活用

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 2018年10月22日~25日まで、池袋サンシャインシティと渋谷エクセルホテル東急で、国際コンテンツ見本市Japan Content Showcaseが4日間に日程で開催された。毎年秋に東京国際映画祭に合わせて開催されるもので、映画や放送・配信番組のTIFFCOM、アニメーションのTIAF、音楽のTIMMを統合したものだ。2018年もアジアからの参加者の拡大もあり、盛況のなか閉幕した。
 期間中はそうした勢いを受けて、早くも2019年のTIFFCOMの開催が発表された。2019年10月22日(火)から24日(木)までの3日間を決定した。昨年2017年からスタートした池袋が引き続き会場になるようだ。

 その会場については、2019年新たな施設も導入されることになる。2019年7月に池袋に「グランドシネマサンシャイン」として開業する大型シネマコンプレックスを活用する方向とする。
 映画・番組見本市の中核のひとつである作品のスクリーニングを強化する。「グランドシネマサンシャイン」は池袋駅東口地区に位置し、現在のTFFCOMの会場がある池袋サンシャインシティとは道路を挟んで隣接している。利便性の高い場所でもある。また12スクリーン約2500席、最新鋭の設備を持つシネコン内で上映が出来れば、マーケットの機能も大きく向上しそうだ。

 さらに同じ池袋東口地区で進む大型都市開発プトジェクト「ハレザ(Hareza) 池袋」の活用も視野に入っている。33階建ての超高層ビル、区民センター、8つの劇場を備える新複合商業施設などからなる施設である。
 竣工は2019年秋より先になるが、10月にプレオープンのかたちでTIFFCOMに活用する構想もあるという。今後の動き次第となるが、実現すればこちらも楽しみなものなる。

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