3万人動員の埼玉県「アニ玉祭」開催6年目で出展団体が100を突破

第6回アニ玉祭(アニメ・マンガまつりin埼玉)

 2013年から毎年開催されている埼玉県のアニメ総合イベント「アニ玉祭」が、2018年も戻ってくる。2018年10月14日(日)に、大宮ソニックシティにて第6回アニ玉祭(アニメ・マンガまつりin埼玉)が実施される。
 今年で6年目と歴史は浅いが、その集客力はすでにかなり大きくなっている。2016年(第4回)は、1日しかない開催日に3万人以上の来場者が集まった。2018年も約3万5000人の動員を見込んでいる。すでに秋を代表するアニメイベントとして定着していると言っていいだろう。

 集客の目玉となっているのが、「アニメと地域」にフォーカスした特長だ。埼玉県にアニメの舞台となった地域が多いことから、スタート当初から力を入れてきた。今年も“アニメと観光”をテーマとにコンサートあり、ステージイベント、グッズ販売などを手がける。
 今年の大きなトピックは、来場者の多くが足を向ける企業・団体による出展ゾーンでの参加数が100を超えることだ。ここでも地域とアニメのつながりが活躍している。『らき☆すた』でお馴染みの久喜市鷲宮、『心が叫びたがってるんだ。』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の秩父市、さらに川越市、飯能市と、県内のアニメに縁の自治体が出展する。さらに県外からも高知県や「ラブライブ!」シリーズで有名な静岡県沼津市、さらに富山県南砺市、北海道浜中町なども参加する。アニメによる地域振興に関心がある人には必須のイベントになりそうだ。

 実はこうした出展数の多さは、他のアニメ関連イベントに較べて出展費用が低く抑えられていることも理由にある。企業や団体を増やすことで来場者を増やし、それが地域の賑わいを生みだす。アニ玉祭自体も、地域振興、観光に結びついているというわけだ。

 もちろん人気アニメの紹介にも積極的だ。すでに『ヤマノススメ』『1518!』」『MFゴースト』などの特別コラボイベントも予定されている。
 声優・アーティスの参加も決まっている。TBSラジオ「ハライチ岩井勇気のアニニャン!」では、埼玉出身の岩井勇気がゲストに小野賢章を迎える。さらに埼玉ゆかりのゲストが並ぶ。『MFゴースト』からMFGエンジェルス・林ゆめ、i☆Risのメンバーからも埼玉出身の久保田未夢と澁谷梓希といった具合だ。
 首都圏近郊という地域性が薄れがちな会場で、あえて地域を全面に押し出すことで成功するアニ玉祭は、まさに「アニメと観光」のひとつのモデルを提供していそうだ。

アニ玉祭(アニメ・マンガまつりin埼玉)
http://anitamasai.jp/

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