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「モンスターハンター」、日米共同製作でCG映像作品に 2019年公開予定
- 2018/7/12
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ゲーム大手のカプコンは、同社の人気タイトル「モンスターハンター」シリーズをベースにした映像作品『モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド』の製作を明らかにした。2019年初めに全世界でリリースする予定だ。
『モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド』は、モンスターハンターの世界観に基づきオリジナルのストーリーを展開する。米国に拠点を持つ製作会社のピュア・イマジネーション・スタジオ(Pure Imagination Studios)と共同で手がける。グローバルなタイトルとなる。
「モンスターハンター」シリーズは、カプコンを代表するヒット作で国内外とも人気が高い。2004年の大1作から現在まで、シリーズ累計4800万本を販売した。最新作の『モンスターハンター:ワールド』は、800万本と記録的な出荷数となっている。
プレイヤーはハンターになってモンスターを狩るが、キャラクターの成長や他のプレイヤーとの協力がゲームの魅力になっている。『モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド』でも、主人公は半人前の青年が、真のハンターへと成長していくストーリーを描くという。さらに映像作品ならでは新しい設定も加わったアドベンチャーな作品を目指す。
ピュア・イマジネーションは、2002年に設立された。映像の企画、設定、脚本づくり、CG制作まで幅広く手掛けるクリエイティブッスタジオである。クオリティ重視を掲げているのが特長だ。ハリウッドの人気作品をはじめ数々の映像で活躍している。
「モンスターハンター」シリーズでは、日本のデイヴィッドプロダクションが制作するアニメシリーズ『モンスターハンター ストーリーズ』が2016年4月からテレビ放送された。こちらも人気を博した。また実写映画「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン監督が実写映画化に意欲を見せていた。『モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド』は、そうした作品とはまた異なる魅力になりそうだ。
CG映像が、映画なのか、テレビスペシャルなのか、配信オリジナルなのかなど、リリース形態は現在不明だ。また公開予定日も、2019年初めとだけしている。詳細は今後告知する。
カプコンはゲーム会社のなかでも特に映像メディア展開に積極的だ。作品は映画、テレビアニメから舞台やアトラクションまで幅広く展開する。多角的な活用による収益化と同時に、作品の認知度アップにも大きく貢献している。『モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド』も、そうした中のひとつと言っていいだろう。
カプコン
http://www.capcom.co.jp/
ピュア・イマジネーション・スタジオ
https://www.pistudios.com/