映像制作・関連サービスのイマジカ・ロボット ホールデイングスが、社名を変更することになった。2018年10月1日を目途に、現在の株式会社イマジカ・ロボット ホールデイングスを株式会社IMAGICA GROUPにする。
イマジカ・ロボットは、2006年にポストプロダクション・映像サービスのIMAGICAと映像制作のロボットが経営統合、両社を含めた持株会社として2006年に設立された。しかしその後、アニメ制作・CGの大手OLMグループや多言語ローカリゼーションのSDI Mediaなどを子会社化、国内外の多様な事業会社を子会社化している。
今回はそんな事業の広がりを、業界に広く知られたIMAGICAのブランドで統合することになる。英語表記もIMAGICA GROUPとなり、グローバルに通用する社名となる。
一方で、グループの事業再編も進める。持株会社の主要子会社であるIMAGICAは、同じ10月1日に子会社のIMAGICAウエスト、IMAGICAイメージワークスを吸収合併する。合わせて社名も変更する予定だ。
新会社は、映像制作だけでなくアーカイブ事業、ウェブ動画といった成長分野に注力する。映像制作の効率化が目指される。
イマジカ・ロボット ホールデイングスは、1935年に極東現像所として設立された映像技術の老舗企業。ポストプロダクションから映像サービス、映像制作、CG、アニメーション製作など多角化を続けている。
IMAGICAのほか、映画・CMなどを制作するロボット、『ポケットモンスター』のアニメーション制作でもお馴染みのOLM、人材サービスのイマジカデジタルスケープ、字幕・吹替えのローカリゼーションのSDI Media、映像システムのフォトロンなどをグループ会社とする。日本でも有数の映像関連企業グループを形成している。