AnimeJapan 2018 来場者数4年連続増加、過去最大の15万2331人
- 2018/3/27
- ニュース
2018年3月22日から25日、東京ビッグサイトで開催されたAnimeJapan 2018の総来場者数が4年連続増加、過去最高で15万に大台を超えた。イベントを運営する一般社団法人アニメジャパンの発表によればAnimeJapan 2018の総来場数は15万2331人、2017年比で4.7%、6878人の増加になる。
来場者数はビジネスデイ、パブリックデイ、そして併催するファミリーアニメフェスタ、またプレスを含む。このうち前半2日間のビジネス来場者が3385人、ファミリーアニメフェスタが1万4304人、プレスが1309人になった。
AnimeJapan 2018は、それまで開催されていたふたつの大型アニメイベントの東京国際アニメフェア、アニメコンテンツエキスポが合流するかたちで2014年にスタートした。アニメ関連企業の幅広い参加もあり、第1回の11万1252人から順調に動員数を伸ばしている。2017年には、過去の東京国際アニメフェア、アニメコンテンツエキスポのいずれの過去最高来場者数を突破している。
人気の秘密は、やはり企業参加の多さである。2018年は会場をさらに拡大、企業出展小間数は1000を超え過去最大であった。またレベルファイブといったゲーム企業、配信大手のNetflixといった大型企業の初出展もあった。ステージイベントが大幅に強化され、各社のブースイベントも数多く、ライブ型の施策がファンから人気を集めた。
2018年の特長のひとつは海外からの注目の高まりだ。プレス来場者数は692社1309人とこちらも過去最高。このうち海外からが103社157人、昨年の47社80人から倍増している。
会場内には海外からの来場者も数多く見受けられた。中国の動画配信会社ビリビリは、ブースで実施するステージイベントを中国向けにライブ配信する。AnimeJapanが日本から海外に向けたアニメ情報の発信ハブとなっている。
一方、22日、23日に行われたビジネスデイの来場者数は3385人。2017年の4051人から16.5%の大きな減少となった。従来開催されてきたビジネスセミナーなどの関連企画が少なかったことが影響したとみられる。
企業出展数自体は過去最高で、連日ビジネスミーティングする姿が多く見受けられた。来場者数の減少に較べると、会場内はむしろ活気に溢れていた。
ファミリー向けのファミリーアニメフェスタは1万4304人の来場。21%の大幅増加である。開催3年目でイベントの認知度が上がってきた。
一般社団法人アニメジャパンは、早くも来年、2019年の開催を発表している。3月21日(木)から24日(日)の4日間、再び東京ビッグサイトを会場にする。
21日、23日の2日間がビジネスエリア、24日、25日の2日間がパブリックデイとなるメインエリア。メインエリアは東展示棟1~8ホールと、今年と同様大規模な会場を確保する。2019年も大きな盛り上がりが期待できそうだ。
[AnimeJapan 2018開催実績]
総来場者数: 15万2331人
ビジネス来場者数(国内・海外): 3385人
ファミリーアニメフェスタ 2017来場者数: 1万4304人
プレス来場数: 692社1309人(国内:589社1152人 / 海外:103社157人)
[AnimeJapan 2019]
会場: 東京ビッグサイト
東展示棟 1~8ホール [メインエリア]、会議棟1Fレセプションホール [ビジネスエリア]
ビジネスエリア会期: 2019年3月21日(木)・22日(金)
メインエリア会期 : 2019年3月23日(土)・24日(日)
主催: 一般社団法人アニメジャパン
事務局: AnimeJapan運営事務局 [ソニー・ミュージックコミュニケーションズ]