「AnimeJapan 2025」 パブリックデイもビジネスデイも東京ビッグサイト

AnimeJapan 2024

 日本のアニメが一堂に会する巨大アニメ総合イベント「AnimeJapan 2025」の開催場所が発表された。例年同様に東京ビッグサイトにて実施される。使用会場も東展示棟 1-8ホール、さらに会議棟も活用した過去最大規模が維持される。
 ファン向けイベントが多数用意されるパブリックデイは2025年3月22日と23日週末2日間、東展示棟1-8ホールを会場とする。東8ホールでは、子どもを主体とした「ファミリーアニメフェスタ 2025」も同時開催予定だ。
 またビジネスデイは3月24日、25日の平日2日間、会議棟 1Fと6Fを利用する。前回「AnimeJapan 2024」では、文京区の後楽園プリズムホールで初めて開催され別会場になっていた。これが再び東京ビッグサイトに戻り、同会場開催となる。ビジネスデイは2020年、2021年新型コロナ禍でイベント中止の後、2022年、2023年はオンライン開催だった。このため東京ビッグサイトでの実施は2019年以来、実に6年振りだ。

 「AnimeJapan」は「アニメのすべてが、ここにある。」をテーマに2014年にスタートした業界イベントで、国内のアニメ企業・団体が集まる一般社団法人アニメジャパンが主催する。毎年3月に開催され、来年で12回目だ。
 前回の「AnimeJapan 2024」はコロナ禍を乗り越えて、アニメーション制作の魅力を紹介するプロダクションワークスギャラリーや子どもたちが安心して楽しめるファミリーアニメフェスタを5年ぶりに復活させた。 
 パブリックデイの2日間だけで約 13 万人が来場。アニメの世界的な人気を反映して、来場者の10人のうち1人が海外からの来場者だったという。日本のアニメの世界発信にも大きな役割を果たしている。
 人気の理由は規模の大きさにある。出展企業は過去最大規模の延べ110社にもなり、主催者が用意するAJ ステージ44 プログラムが実施されたほか、各社出展ブースでもゲストを招いたトークが多数行われた。

 ファン向けに加えて、ビジネス面での役割も大きい。新発表が相次ぐこの時期に合せて、来日する海外関係者も少なくない。
 またビジネスデイはアニメ製作会社や権利保有、関連ビジネスの関係者が商談などをする場として設けられている。国内外からビジネスパーソンが集まる国際見本市の役割を果たしている。
 パブリックデイ、ビジネスデイのいずれも、9月13日より、出展社募集も開始している。出展社募集は、11月15日までだ。

【AnimeJapan 2025】
https://www.anime-japan.jp/
・パブリックデイ 2025年3月22日・23日
         東京ビッグサイト東展示棟 1-8ホール
・ビジネスデイ 2025年3月24日・25日
         東京ビッグサイト 会議棟 1F、6F

【ファミリーアニメフェスタ 2025】
2025年3月22日・23日
東京ビッグサイト東展示棟 8ホール

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