「ガールズ&パンツァー 最終章」が興収5億円突破 1月20日よりセンカンドラン71劇場開始

映画ビジネスのニュース

 2017年12月9日に全国上映をスタートしたアニメ映画『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』の興業収入が、6週目にはいり5億円を突破したことが明らかになった。バンダイビジュアルが1月19日に明らかにした。
 1月17日までの累計動員は42万5236人、累計興行収入は5億2618万円になる。映画は引き続き上映中で、1月20日からセカンドラン(セカンド上映)も順次スタートする。劇場は新たに71館が加わるから、さらに記録は伸びそうだ。

 本作はテレビやOVA、劇場長編で人気を博したアニメシリーズの最新作。『ガールズ&パンツァー 最終章として』全6部作を予定している。第1話は本編47分と小振りで、鑑賞料金は1200円均一、スタート時の劇場数も59館と小規模だった。しかし、前作の『ガールズ&パンツァー 劇場版』と同様に、ファンの熱い支援を受け、異例のヒットを掴んでいる。
 興収の拡大とロングランの秘密は、熱心なファンが何度も劇場に訪れることも理由となってる。興行側も2度、3度観ても楽しめる仕掛けに工夫を凝らす。20日からは新たに音響の臨場感をアップする「7.1ch上映」が始まる。

 劇場に続く、Blu‐ray、DVDの発売もすでにスケジュールが固まっている。2018年3月23日にはバンダイビジュアルより発売される。DVDは税抜5800円、Blu‐rayは特装限定版のみで税抜7800円。
 まだ2ヵ月先にはなるが、それまで『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』の上映が続いている可能性も高そうだ。

『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』
http://girls-und-panzer-finale.jp/ 

『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』
観客動員数/累計興行成績詳細(1月17日時点)

累計動員: 42万5236人
累計興行収入: 5億1618万1,000円
公開館数: 59館

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 第2回新潟国際アニメーション映画祭
     今年3月に初開催されて話題を呼んだ新潟国際アニメーション映画祭が、2024年3月に第2回を迎える。…
  2. 「アニメーションの表現」
     2023年10月23日から11月1日まで開催されている第36回東京国際映画祭は、昨年より上映本数、…
  3. 『いきものさん』© 和田淳・ニューディアー/東映アニメーション
     日本を代表するアニメーション作家として、いま“和田淳”を筆頭に挙げる人は多いだろう。2010年に『…
ページ上部へ戻る