定額制動画配信でAmazon、Netflixがシェア拡大 GEM Partnersが調査

2017年動画配信市場シェア

 映画・映像コンテンツのマーケティングデータを提供するGEM Partners株式会社が、このほど「動画配信(VOD)市場5年間予測(2018-2022年)レポート」を刊行した。この調査によれば、2017年の国内動画配信市場は前年比12.2%増だった。2017年の市場規模を1829億円と推定する。二桁成長と、マーケットの拡大は堅調だ。
 また今後、年平均7.2%成長を見込む。2022年には市場は現在の1.4倍の2549億円と予測する。この数字は、現在の映像ソフトの年間総売上げや、年間映画興業収入に匹敵する規模だ。動画配信が、映像コンテンツの主要なウィンドウのひとつとなりそうだ。

 GEM Partnersによれば、2017年の動画配信市場のうち75.6%が定額制動画配信(SVOD)であった。さらに2022年にはこれが約80%になるという。動画配信の市場拡大は、定額課金で見放題となるSVODの成長に支えられている。
 またレンタル型動画配信(TVOD)と動画配信販売(EST)は、それぞれ12.7%、11.7%を占めていると推計している。

 調査では、激しい競争が続く定額制動画配信のサービス事業者のシェアも大きく変動してことが判る。勢いが増しているのが、Amazonプライム・ビデオとNetflixの外資系2社である。シェア順位はそれぞれ4位と5位だが、Amazonは5.9%から11.5%に、Netflixは4.3%から7.1%と大きくシェアを拡大した。Huluも13.0%から13.5%に伸びている。
 一方で、dTVは2016年に引き続きトップを維持したが、シェアは24.1%から20.3%に落とした。アニメ専門のdアニメストアも7.9%から6.8%に下がった。また、ビデオパス、TSUTAYA TV、アニメ放題、ビデオパスのシェアも低下している。

 GEM Partnersは映画・映像エンタテイメントに特化したマーケティングデータ分析・レポートを提供しており、「動画配信(VOD)市場5年間予測(2018-2022年)レポート」はそのひとつ。公的統計や各社ウェビサイト、デジタルコンテンツ協会統計などに、回答者数1万4713人のインターネットアンケートを加えて分析をしている。
 詳しいレポートは、同社のサイト「GEM Standard」にて購入できる。

GEM Partners 
http://gempartners.com/

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