ポップカルチャー分野のウェブメディア運営の株式会社ナターシャが、マンガニュースサイト「コミックナタリー」にて、アニメ関連ニュースに本格的に取り組むことになった。2017年12月1日よりスタートした。
「コミックナタリー」は、ナターシャが運営する主力サイトのひとつ。2008年に当時はほとんどなかったマンガ関連のニュースに特化するとして開設された。プレスリリースからだけにとどまらない独自の取材によるニュースも多く、読者を獲得してきた。
ナターシャはポップカルチャーの情報メディアを掲げることから、「コミックナタリー」のほか「音楽ナタリー」、「お笑いナタリー」、「映画ナタリー」、「ステージナタリー」を運営する。マンガ、音楽、映画、芸能、舞台など、そのジャンルは幅広い。
しかし、ポップカルチャーの巨大ジャンルであるアニメについては専門サイトがなく、「コミックナタリー」がマンガ原作作品など、「映画ナタリー」がアニメ映画を取り扱うにとどまっていた。アニメニュースを広く扱うことで、「コミックナタリー」はマンガとアニメをカバーする総合サイトとしてさらに成長しそうだ。
近年、国内外で人気の高まりが指摘されるアニメだが、アニメ全般のニュースを取り扱う情報サイトの数が多くない。「コミックナタリー」の参入で、ネットを通じたアニメ情報提供サービスも活気づくことになる。