東京ゲームショウ2017来場者数25万4311人 一般、ビジネスとも前年比減少

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 2017年9月21日から24日まで、幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2017の総来場者数は25万4311人となった。イベントを主催する一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会と共催の日経BP社より発表された。
 来場者のうちゲーム業界関係者に向けたビジネスデイが2日間で5万8076人、そしてファン向けの一般公開日が25万4311人。4日間の総来場者数が25万にを超え、2017年も世界的な大型ゲームイベントとなった。

 しかし来場者数、そしてビジネス来場者は、前年実績を下回った。総来場者数は過去最高であった27万1224人から6.2%減少している。これは2015年の26万8446人よりも少なくなっている。
 またビジネス来場者数も、前年の6万5033人より10.7%少ない。スマホアプリゲームの人気、任天堂Swich発売、VRゲームの勃興などで活況を呈するゲーム業界だが動員という点ではやや盛り上がりに欠けた印象だ。
 一方で企業・団体の出展は609社(うち海外317)と前年と同様の過去最高水準。ビジネスマッチングシステム「アジア・ビジネス・ゲートウェイ」には昨年の1149社を上回る1250社の登録があった。新たなビジネスチャンスを探す場として活用されていることがわかる。
 
 2018年の東京ゲームショウの開催もすでに決まっている。9月20日(木)から23日(日)の4日間、再び千葉・幕張メッセを会場にする。

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