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Cygamesと東宝も手を組む「ウマ娘」P.A.WORKS制作でアニメ化
- 2017/9/9
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アニメビジネスで躍進する企業が、新作アニメ企画でタッグを組む。2017年9月9日、ゲーム会社のCygamesと映画大手の東宝、それに音楽会社のランティスが、アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』のプロジェクトを発表した。
『ウマ娘』は超人的な走力を持つ人気アイドル“ウマ娘”がいる世界を描いた作品で、2016年3月のAnimeJapan 2016でCygamesがプロジェクト発表をした。これが大きな反響を呼び、その後マンガ化され、ゲーム化も決定するなどメディアミックスが着々進んでいる。
プロジェクト発表がAnimeJapan 2016だったこともあり、早くからアニメ化を視野に入れていると見られていた。待望のアニメ化決定である。
今回の発表のサプライズは、ビジネスの取り組みの大きさだ。近年、TOHO animationのブランドで映画、テレビのアニメ製作に積極的に参加する東宝、そしてアニメ音楽大手のランティスが参加。これにアニメ事業部やアニメプロダクションの設立するCygamesとでプロジェクトを進める。Cygamesと東宝、アニメビジネスの新興有力企業が手を握るのが注目だ。
アニメは2018年始動と少し先になるが、ゲーム版のリリースを同年に予定をしている。さらにランティスからは、9日に公開されたPVで使用された楽曲『ENDLESS DREAM!!』を収録するシングルCDが早速11月22日に発売される。アイドルアニメとしての音楽展開も目指す。
ゲームや二次元アイドルと音楽、現在のアニメビジネスのヒット要素を積極的に取り入れる。2018年の有力作品として注目を集めそうだ。
さらにアニメーション制作がP.A.WORKSであることも、ファンから人気を集めそうだ。P.A.WORKSは『有頂天家族』や『花咲くいろは』、『SHIROBAKO』などのヒット作でお馴染みで、丁寧な作品づくりに定評がある。ここからもプロジェクトに力をいれる様子が伝わる。
監督は『この美術部には問題がある!』の及川啓、キャラクターデザイン・総作画監督に椛島洋介、シリーズ構成は『刀剣乱舞-花丸-』の杉浦理史とCygamesから石原章弘も加わる。
テレビアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』
https://umamusume.jp/anime/
監督: 及川啓
キャラクターデザイン・総作画監督: 椛島洋介
シリーズ構成: 石原章弘(Cygames)、杉浦理史
アニメーション制作: P.A.WORKS