- Home
- テレビ/配信/映像ソフト, ニュース, 映画
- 「フリクリ」新作2部作 2018年に東宝映像事業部配給で全国公開 AnimeExpo 2017で発表
「フリクリ」新作2部作 2018年に東宝映像事業部配給で全国公開 AnimeExpo 2017で発表
- 2017/7/3
- テレビ/配信/映像ソフト, ニュース, 映画
2016年3月に製作発表されたアニメ『フリクリ』新作の新しい情報が、2017年7月2日に米国カルフォルニア州のロサンゼルスコンベンションセンターで開催中のAnimeExpo 2017(AX 2017)で発表された。
AX 2017のなかでも4000人を超える巨大会場に、本作を製作するプロダクションI.Gの石川光久代表取締役、カートゥーンネットワーク/Adult Swimのプロデューサーらが参加。ここで新作 『フリクリ2』、『フリクリ3』の初のトレーラーが上映された。前作に引き続き主題歌をthe pillowsが担当することが明らかにされ、トレーラーでは新曲も流れた。
新たなスタッフも公開されている。総監督の本広克行、スーパーバイザーの鶴巻和哉、キャラクター原案の貞本義行、脚本の岩井秀人に加えて、監督陣、キャラクターデザイン、メカニックデザインが明らかにされている。
『フリクリ2』と『フリクリ3』で、制作スタッフが異なるのも注目される。『フリクリ3』のアニメーション制作には、プロダクション I.Gのほか、NUT、REVOROOTが参加する。
また、これに合せて日本での展開も発表となった。『フリクリ2』、『フリクリ3』の両作が、東宝映像事業部の配給で2018年に全国公開される。
新作『フリクリ』は、2016年3月にプロダクションI.Gと米国の大手ケーブルチャンネルのカートゥーンネットワークの共同製作として発表された。カートゥーンネットワークのヤングアダルト向けの専門局「Adult Swim」の“Toonami”枠で放送が決定している。
これにアニメ分野での新ビジネスを積極的に進める東宝が加わることになる。2000年代を代表するヒット作『フリクリ』を2018年にどうやって世に届けるのか、その手腕も問われる。
『フリクリ』は2000年に、全6巻のOVAとしてリリースされた。エッジの効いたデザイン、作画、そして予想のつかない展開は、日本だけでなく世界中のファンを熱狂させた。劇中全編にわたる音楽を担当した、the pillowsの名前も一躍海外に広がった。
長い時を超えて再び放たれる新作は、ファン待望として期待されている。日本と米国で異なるかたちでの展開も関心を集めそうだ。
公式サイト http://flcl-anime.com/
『フリクリ2』
総監督: 本広克行
スーパーバイザー: 鶴巻和哉
監督: 荒井和人/海谷敏久/小川優樹/井端義秀/末澤慧/博史池畠
脚本: 岩井秀人
キャラクター原案: 貞本義行
キャラクターデザイン: 久保田誓
メカニックデザイン: 押山清高
主題歌: the pillows
アニメーション制作: Production I.G
『フリクリ3』
総監督: 本広克行
スーパーバイザー: 鶴巻和哉
監督: 上村泰/鈴木清崇
脚本: 岩井秀人
キャラクター原案: 貞本義行
キャラクターデザイン: 高橋裕一
メカニックデザイン: 押山清高
主題歌: the pillows
アニメーション制作: Production I.G × NUT × REVOROOT