クラフタースタジオ、新宿に拠点 ラッキーピクチャーズが社名変更

企業ニュース

 博報堂グループの映像企画・制作企業クラフターが、アニメーション制作の強化を進めている。2017年8月1日付で、子会社の株式会社ラッキーピクチャーズの社名を株式会社クラフタースタジオに変更した。同時に同社の本社を東京中野区から、東京新宿区に移転した。新しいスタジオは新宿野村證券ビル8階と都会の真ん中に位置する異色のアニメーションスタジオになる。社名変更でクラフターのグループ会社としての位置づけを明確にする。
 また東京・赤坂にあったクラフターの制作部門も同じビルに移転する。クラフタースタジオには、新たにクラフターの石井朋彦氏が取締役に就任した。代表取締役社長の古田彰一氏(クラフター代表取締役)、取締役の川島英憲氏と3人による経営体制となる。

 クラフターは博報堂、博報堂DYメディアパートナーズなどの出資により、2011年に設立された。映像を活用した幅広いビジネスプランニングを行っている。堤大介/ロバート・コンドウ監督の『ムーム』や岩井俊二監督の『花とアリス殺人事件』といったアニメーション映画が代表作にある。
 近年はアニメーションの企画、それに制作にも携わる。その中で、2017年にラッキーピクチャーズの全株式を取得し子会社化、本格的にアニメーション制作に参入した。
 クラフタースタジオ(旧ラッキーピクチャーズ)の持ち味は、「スマートCG」と名付けた独自のCGアニメーションである。セルルックCGにAIやリアルタイムエンジンなどの最新技術を投入したものだ。今年5月に公開された『ソウタイセカイ』でも、この手法が用いられた。

 グループ企業にアニメーションスタジオを持つことで、クラフターは今後も継続にアニメーション制作をする方向性を明確にしたことになる。これまでと異なったビジネス戦略や制作手法を目指すクラフターが、アニメ業界で存在感を増しそうだ。

クラフター http://www.craftar.co.jp

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