「鬼滅の刃」2021年リーチ力1位、支出430億円を喚起 博報堂グループが調査

ファイナンス決算

 博報堂グループが実施する「コンテンツファン消費行動調査」2022年版で、国内マンガ・アニメ作品のリーチ力の強さが明らかになった。2022年9月7日、博報堂DYホールディングス、博報堂、そして博報堂DYメディアパートナーズは、共同研究プロジェクト「コンテンツビジネスラボ」による全国調査「コンテンツファン消費行動調査」の最新版のレポートを公開した。
 調査の中心となる「リーチ力・支出喚起力ランキング」のうちリーチ力ランキングで、上位5つを人気のマンガ・アニメが占めた。リーチ力はそのコンテンツが一年間に到達できる人数を表す指標として、博報堂グループが独自に算出している。

 1位になったのは『鬼滅の刃』、2位は『呪術廻戦』、3位に『名探偵コナン』、4位に『ONE PIECE』、5位が『進撃の巨人』といった具合だ。『鬼滅の刃』のリーチ力は1485万人で、2位の『呪術廻戦』の1047万人を大きく突き放さす。支出喚起力も430億円と2位の『モンスターストライク』の395億円を上回った。
 このほかリーチ力では「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズが7位、『ドラえもん』が9位、『東京卍リベンジャーズ』が10位。アニメマンガ以外では「Official髭男dism」(6位)、「あいみょん」(7位)、「YOASOBI」(11位)とアーティストが目立つ。
 支出喚起力はリーチ力と必ずしも一致しない。コンテンツ系では『ポケットモンスター』が4位、『ONE PIECE』が9位。リーチ力ではTOP20にない「機動戦士ガンダム」シリーズが10位、「Fate」シリーズが11位だ。

2022年リーチ力・支出喚起力ランキングランキング

《リーチ力》
1位 『鬼滅の刃』
2位 『呪術廻戦』
3位 『名探偵コナン』
4位 『ONE PIECE』
5位 『進撃の巨人』
6位 「Official髭男dism」
7位 「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ
7位 「あいみょん」
9位 『ドラえもん』
10位 『東京卍リベンジャーズ』

《支出喚起力》
1位 『鬼滅の刃』
2位 『モンスターストライク』
3位 「関ジャニ∞」
4位 『ポケットモンスター』
5位 『呪術廻戦』
6位 「乃木坂46」
7位 「BTS」
8位 『ONE PIECE』
9位 「Snow Man」
10位 「機動戦士ガンダム」シリーズ

 また調査では2021年のコンテンツへの一人当たりの平均支出額は6万653円として、前年より6548円減少した。パッケージ、関連グッズ、スマホ・タブレットのコンテンツ消費がいずれも下がったのに対して、リアルイベントが伸びた。
 2020年のコロナ禍では、ゲームやマンガなどのデジタルサービス消費が増えていた。外出やイベント開催の制限緩和で、これが逆転したかたちだ。
 年代ごとにの年間平均支出金額では10代(15~19歳)が8万9774円と最も多く、60代の3万9091円まで年代が高くなるに連れ減少する傾向が見られる。

ビジネス情報ポータルサイト「WizBiz」内 
博報堂コンテンツファン消費行動調査ページ

http://contents.wizbiz.org/
コンテンツビジネスラボ「リーチ力・支出喚起力ランキング」
~「コンテンツファン消費行動調査2022」より~

https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/99664/

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