“映像で課題解決する会社”を掲げる株式会社スティーブンスティーブンが、2016年11月1日より、社名を株式会社クラフターに変更する。社内の組織体制には変更はないが、11月1日より公式サイトのアドレスがこれまでの(http://www.stst.co.jp/)から(http://www.craftar.co.jp/)に変更される。
新社名の「CRAFTAR(クラフター)」は、「CRAFT AND REVOLUTION」を意味するとのこと。クリエイティブとデジタルテクノロジーの融合で映像制作の革新を目指す。
スティーブンスティーブンは、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズなどの出資によって2011年4月に設立された。博報堂クリエーティブディレクターの古田彰一氏が代表取締役社長を務め、アニメーションを用いた映画、テレビ番組、広告などの新たな可能性を目指している。
設立当初はアニメーション監督・神山健治氏のプロジェクトが大きな割合を占めたが、設立から5年目を超える中で、事業はより大きな広がりを見せている。そうした多彩なクリエイティブ・プロジェクトを象徴するのが「CRAFTAR(クラフター)」である。
「CRAFTAR(クラフター)」のブランドは、これまでもスティーブンスティーブンのアニメーションスタジオの名称として使用されていた。すでに『花とアリス殺人事件』(岩井俊二監督)やテレビ番組『ふうせんいぬティニー』、日本アニメ(ーター)⾒本市『新世紀いんぱくつ。』(櫻木優平監督)、短編アニメーション『ムーム』(堤大介/ロバート・コンドウ共同監督)、さらに宮崎駿監督の新作短編のCGパートなどに参加している。
スタジオは企画・製作を手掛けるだけでなく、アニメーションやデジタル分野におけるクリエイターも参加し、映像制作自体もしている。現在も複数の世界規模のプロジェクトを進める。今回は新たな社名にスタジオの名称を用いることで、会社のクリエイティブ/アニメーション制作の面をより明確にするかたちになった。
株式会社クラフター Facebookページ
https://www.facebook.com/CRAFTAR.STUDIO/