2012年夏に劇場公開、その後、世界各国でも上映された話題作『放課後ミッドナイターズ』が、いま再び盛り上がりを見せている。公開から5年目となる2017年に、完全新作のショートムービー制作に向けたクラウドファンディングを5月1日からスタートした。
目標金額は1000万円、集まった資金は「放課後ミッドナイターズ ショートムービー第2弾」の製作費の一部に充てる。製作にあたってはすでに複数のスポアンサーがついているが、資金はまだ十分でないとのことから、今回のクラウドファンディングを企画した。
『放課後ミッドナイターズ』は、長年、小学校に住む人体模型のキュンストレーキ(キュン様)、骨格標本のゴスが、幼稚園児3人を相手に深夜の校舎でドタバタを繰り広げるコメディアニメーション。2007年に竹清仁が制作した短編を、アマゾンラテルナやKOO-KI、モンブラン・ピクチャーズをベースに劇場映画とした。
独特ギャグセンスが評判になったほか、当時はまだ少なかった全編CGでの表現でも注目を浴びた。シッチェス・カタロニア国際映画祭やファンタジア国際映画祭でアワードを獲得するなど、海外でも注目を浴びている。
今回の新作短編企画は、2016年に本作の90秒ムービーが、SNSで突然ブレイクしたのがきっかけだ。キュン様とゴスのはちゃめちゃ振りに、あらためて脚光が当たったかあっちだ。これが新作短編企画につながっている。
もともと映画は、短編作品の評判から実現したものだ。今回の短編からさらに大きな展開も期待できるかもしれない。
クラウドファンディングの応援プログラムは、基本セットの3000円から、スーツアクターとして出演できる特典もセットされた10万円まで12コースが用意されている。いずれも映画関連のグッズなどがセットになっている。作品の世界観に合せたアイディアが盛り込まれているのが特長である。
『放課後ミッドナイターズ』ショートムービー クラウドファンディング
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