一般社団法人日本動画協会に、2017年2月1日付で大日本印刷株式会社が準会員として入会した。新たな会員は、正会員が37社、準会員が35社の合計72社になる。日本動画協会の会員はアニメ製作会社の正会員とアニメ関連事業を中心とした会社の準会員から構成される。
日本動画協会には、2016年12月にも株式会社MUGENUPが準会員として入会している。MUGENUPは、クラウドソーシングを活用したイラスト制作や3DCG制作を行っている。
大日本印刷は、一般的には出版印刷の大手企業として広く知られる。しかし、近年は、その事業は急激に多角化している。出版刊行や書籍流通、書店チェーンなど出版関連事業に幅広く進出する。さらに生活素材、液晶カラーフィルター、光学フィルムなどもある。テクノロジー分野は、デジタル化の進むアニメやマンガとも無縁でない。
また、昨年はテレビアニメ『orange』にも製作出資した。今後は、アニメといったコンテンツ分野への関わりも強まりそうだ。