TBSがアニメ制作ゼノトゥーンの株式51%取得、セブン・アークスとの経営統合視野

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 TBSホールディングス(TBS-HD)が、新興アニメスタジオのゼノトゥーンをグループ会社化する。2026年5月14日、TBS-HDはアニメ・IP事業の戦略子会社SAND Bを通じて、ゼノトゥーンの株式51%を取得することを決定した。ゼノトゥーンの持つ効率的なアニメーション制作、作品開発のノウハウの取り込みを目指す。
 またTBS-HDは、2027年度中(26年4月~27年3月)を目途にすでに子会社としているアニメ制作会社Seven Arcs(セブンアークス)とゼノトゥーンとの経営統合を検討している。特徴の異なる2つのスタジオの融合と、挑戦的だ。
 
 ゼノトゥーンは2019年に代表取締役の川瀬好一氏が設立したアニメ制作会社。クリエイター主導を掲げ、最新技術の取り組みに積極的だ。
 近年は人気アニメクリエイター安田現象氏の作品で注目される。安田氏はSNS発で若者世代から絶大な人気を誇り、2025年には原作・監督・脚本を務め、少人数体制で制作に挑んだ『メイクアガール』がスマッシュヒットになっている。 
 Seven Arcsは2002年に設立された手描き2Dアニメの制作スタジオだ。『魔法少女リリカルなのは』や『ブルーピリオド』、『トニカクカワイイ』 といったヒット作を手がけている。2019年10月にTBSグループとなり、アークトゥールス、セブン・アークス、セブン・アークス・ピクチャーズのグループ会社を統合して現在のSeven Arcsとなった。アニメ事業の拡大を目指すTBS-HDのアニメ制作部門を担っている。

 またSAND Bは、TBS-HDがIP事業の戦略会社として2025年に設立した。それまでグループ内で分散していたクリエイターや制作、コンテンツ・IP事業を束ねる。とりわけひとつの作品から多角展開できるアニメに力を入れている。
 TBS-HDはコンテンツ・IP獲得のための300億円と投資枠を持っており、SAND Bはその中核に位置する。ゼノトゥーンへの出資もその一環となるが、今後は投資からの収益化を目指すことになる。

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