JASRAC 2019年国際賞は「ドラゴンボールZ」BGM メキシコから収入4割

音楽

 音楽の著作物使用料の徴収・分配をするJASRACが、「2019年 JASRAC賞」を発表した。分配金額の大きかった作品を顕彰するもので、いわば世の中で頻繁に流れていた音楽を示すものでもある。今回は2018年6月から2019年3月の期間の分配使用料に基づいて選ばれた。

 総合1位である金賞となったのは、安室奈美恵が2016年オリンピックのNHKのテーマソングで歌った「Hero」。安室奈美恵のファイナルツアーのDVD/Blu-ray発売が大きかった。銀賞はピンクレディーの往年のヒット曲「UFO」、銅賞は中島みゆきの「糸」だった。
 アニメ・ゲーム関連では、5位に「ドラゴンクエスト序曲」、9位に『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌「残酷な天使のテーゼ」がある。いずれも関連タイトルがロングランな人気だ。

 アニメ関係者から毎年注目されるのが、国際賞である。外国⼊⾦があった国内作品を対象にするが毎年ベスト10にはアニメ関連楽曲が並ぶ。
 そのトップである国際賞は『ドラゴンボールZ BGM(TV)』だった。2年連続、そして4回目の受賞と海外での作品の人気の高さを感じさせる。今回の発表では国別の収入も明らかにされている。
 これによれば『ドラゴンボールZ BGM(TV)』の収入が最も多かったのはメキシコで全体の42%にあたる。2位の米国(28%)を大きく超える。さらに3位イギリス(11%)、5位フランス(9%)、6位はアルゼンチンの7%だ。メキシコとアルゼンチンの2ヶ国で全体の半分とラテンアメリカでの「ドラゴンボール」シリーズの人気が分かる。
 2位以下は、『ポケットモンスター BGM』、『UFO ロボグレンダイザーBGM』が続く。4位はアニメ以外からYOSHIKIの「TEARS」とアニメ以外から。7位にピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン」、10位に布袋寅泰の「新・仁義なき戦いのテーマ」と、今回は例年になくアニメ以外の楽曲も多かった。

2019 年 JASRAC賞 (国内作品 外国⼊⾦ ベスト10)
1. ドラゴンボール Z BGM(TV)
2. ポケットモンスターBGM
3. UFO ロボグレンダイザーBGM
4. TEARS
5. NARUTO-ナルト-疾風伝 BGM
6. 美少⼥戦⼠セーラームーン BGM
7. ペンパイナッポーアッポーペン
8. チーズスイートホーム BG
9. 妖怪ウォッチ BGM
10. 新・仁義なき戦いのテーマ

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