日本が誇るヒーローと米国が誇るヒーローチームが、この夏にアメリカンコミックスの最新刊でタッグを組むことになった。米国のアメコミ出版大手のマーベルは、2024年8月14日に『ULTRAMAN X AVENGERS #1』を刊行する。
これは2019年のマーベル・コミックと日本の円谷プロダクションの提携が軸になっている。6月14日からNetflixでILMがアニメーション制作する米国版ウルトラマン『Ultraman: Rising (ウルトラマン: ライジング)』が世界リリースされるのに合わせたタイミングだろう。アニメーションと話題性の高いコミックスの同時展開で、一気に北米での「ウルトラマン」の知名度を上げようとの戦略だ。
『ULTRAMAN X AVENGERS』は、スパイダーマンが姿を消したニューヨークからスタートする。そこに宇宙かららの侵略者が現れ、それに連れて地球の怪獣たちも蠢きだす。そこでウルトラマンとアベンジャーズが手を組むことになる。
これまでもウルトラマンのコミックスを手掛けたカイル・ヒギンズとマット・グルームが脚本を書き、フランチェスコ・マンナが作画する。アベンジャーズやスパイダーマンなど人気ヒーローが次々に飛び出す、豪華な作品になる。
シリーズは全4巻で、第1巻観光後に随時発売予定。紙出版だけでなく、デジタルでの購入も可能だ。