キャラクタービジネス情報をアジアに発信 「CharaBiz.Asia」がオープン

キャラクター・データバンク

アジア地域のコンテンツ関連ビジネス関係者をターゲットに、日本のキャラクタービジネスを伝える情報サイトが、2016年10月よりスタートしている。アジア地域でアニメやキャラクターを使ったプロモーション・企画を進めるトキオ・ゲッツが、「CharaBiz.Asia」をオープンした。
「CharaBiz.Asia」は、トキオ・ゲッツがキャラクター・データバンクと事業提携することで実現した。キャラクター・データバンクは、国内でキャラクタービジネス情報配信の「CharaBiz.Com」を運営している。新サイトは、この海外版といったコンセプトになっている。

サイトはアジア地域でも利用が多い英語で、毎週火曜日に更新される予定だ。記事はアジアにおけるキャラクタービジネスと日本におけるキャラクタービジネスから構成されている。日本の情報だけでなく、独自のリサーチや当該地域のオリジナルな内容も含まれる。「CharaBiz.Com」と「CharaBiz.Asia」が掲載記事を共有する。
トキオ・ゲッツはアジアのキャラクタービジネスにかかわるビジネスパーソンに有益な情報を提供することで、日本とアジアのキャラクタービジネスをつなぐことを目指す。近年、アニメやマンガなどのコンテンツビジネス関係者からのアジア地域への関心が増しているが、情報交換はまだまだ不十分だ。サイトは国内外から活発に活用されそうだ。

トキオ・ゲッツは1998年より、日本と東南アジアをエンタテイメントでつなぐビジネスを展開している。台湾、インドネシア、タイなどを中心に、ライセンシングプロモーションやライセンス契約のサポートで実績を持っている。
一方キャラクター・データは、2000年に設立。長年、国内のキャラクターに関する市場調査、リサーチで高い実績で知られている。

CharaBiz.Asia
https://charabizasia.com/

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 第2回新潟国際アニメーション映画祭
     今年3月に初開催されて話題を呼んだ新潟国際アニメーション映画祭が、2024年3月に第2回を迎える。…
  2. 「アニメーションの表現」
     2023年10月23日から11月1日まで開催されている第36回東京国際映画祭は、昨年より上映本数、…
  3. 『いきものさん』© 和田淳・ニューディアー/東映アニメーション
     日本を代表するアニメーション作家として、いま“和田淳”を筆頭に挙げる人は多いだろう。2010年に『…
ページ上部へ戻る