アニメやゲーム、さらに声優関連の楽曲でお馴染みのバンダイナムコミュージックライブが、世界展開を視野にした新しい音楽レーベルを立ち上げた。
「MoooD Records」と名付けられたこのレーベルは、「世界を音楽の輪でつなぎ夢を現実化する」レーベルとのこと。世界市場も念頭に、グローバルでのヒットを目指す。
バンダイナムコミュージックライブは、これまでに「Lantis」と「Kiramune」のふたつのレーベルを中心に音楽展開してきた。
Lantisはアニメとつながりが深いレーベルで、アニメ作品と寄り添う楽曲制作して世に送り届ける。もう一方のKiramuneは、実力派男性声優アーティストを打ち立てたレーベルと位置づけている。声優の魅力と個性を押し出している。
バンダイナムコミュージックライブは、アニソンがますます広がなかでアニソンの定義も多様化しているとしてる。さらに日本のアニメが世界で大きな人気を得ている中で、新しい切り口が必要になっているという。これまでのレーベルだけでは、こうした流れをカバー仕切れないと考えたようだ。これらをカバーするのがMoooD Recordsというわけだ。
MoooD Recordsの名称は、音楽(Music)を意味する「M」に「ooo」で輪を表現してつなげた。さらに夢(Dream)の「D」につなげていく。音楽の輪を世界につなげていきたいと想いと共に、音楽を発信をする。
所属アーティストはMIYAVIとASH DA HEROが、レーベル立ち上げと共に発表された。MIYAVIはこれまでも世界各国でライブパフォーマンスを行い、高い人気を獲得している。
ミクスチャーロックバンドのASH DA HEROは直近ではテレビアニメ『ブルーロック』第2クールのオープニング主題歌「Judgement」を担当し、アニメとも縁が深い。「Judgement」は全世界でストリーミング再生回数1500万回を超えるほどのヒットになっている。
MoooD Recordsには、今後も世界での活躍が期待されるアーティストが加入する予定だ。世界に向けたアーティストのラインナップを目指すことになる。
MoooD Records
http://www.mooodrecords.jp