アニメ劇伴特化で公演「GEKIBAN LIVE PROJECT」 バンダイナムコがスタート  

GEKIBAN LIVE PROJECT

 バンダイナムコミュージックライブが、劇伴音楽にフォーカスする新プロジェクト「GEKIBAN LIVE PROJECT」を開始する。5月の『花咲くいろは』フィルムコンサート、7月の『境界線上のホライゾン』フィルムコンサートをスタートに、劇伴をテーマにした公演をファンに届ける。
 劇伴とは、映画やアニメなどの作中で物語に沿って流される音楽やBGMのこと。プロジェクトの目的は、アニメの持つ世界観と劇伴の魅力を体感できる機会をファンに提供するものだ。

 バンダイナムコミュージックライブは、バンダイナムコグループで音楽やライブ事業を担当する。これまでも様々な作品の音楽コンサートを実施、オーケストラや楽団の演奏に映像や舞台演出を合わせた劇伴コンサートの制作や運営にも携わってきた。
 「GEKIBAN LIVE PROJECT」ではこのノウハウを活かして、さらに充実したプログラムにする。音楽と共に作品の世界観や登場人物の感情などを演出として引き出すという。

 演奏はアニメの世界観に応じて、様々なかたちで用意する。フルオーケストラ形式だけでなく、弦楽四重奏やバンド編成なども実施する予定だ。演奏だけでなく、作品映像の活用やアーティストによる歌唱といった企画も盛り込む。様々なかたちでアニメや音楽の魅力を発信するというわけだ。
 ラインナップは第1弾が2024年5月5日、よこすか芸術劇場にて開催する『花咲くいろは』フィルムコンサート、7月27日には松戸・森のホール21 大ホールにて 『境界線上のホライゾン』フィルムコンサートを開催する。いずれも映画の上映に合せて、オーケストラの生音楽が贅沢さを演出する。

 劇伴ライブの試みは、「GEKIBAN LIVE PROJECT」にとどまらない。バンダイナムコミュージックライブは、公益財団法人仙台フィルハーモニー管弦楽団が主催する「エンターテインメント定期」にも協力している。仙台フィルハーモニー管弦楽団が、アニメ音楽を通じて楽団の魅力を伝えるものだ。
 こちらは第1回が5月4日の『コードギアス 反逆のルルーシュ』、第2回は8月10日『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダム 逆襲のシァア』、第3回は2025年アイカツシリーズが決まっている。

 アニメ関連音楽は昨今、大きな盛り上がりを見せている。一方で、歌唱の少ない劇伴は、これだけで取りあげられる機会は必ずしも多くない。かつては劇伴集などのCDはよく発売されていたが、現在はCDのマーケット自体が縮小し、劇伴単独でリリースされることも減っている。
 そうしたなかで、劇伴にフォーカスしたライブイベントはその魅力を紹介し、盛り上げるために一役買うことになりそうだ。

『花咲くいろは』フィルムコンサート
https://www.lantis.jp/special/hanasakuiroha_filmconcert/

「エンターテインメント定期」 仙台フィル
https://www.sendaiphil.jp/e23/

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