2024年3月16日、愛知県長久手市のジブリパークで、5つ目のエリア「魔女の谷」が開園する。11月1日にオープンした「もののけの里」に続くもので、これで当初予定されていた全てのエリアが揃う。
ジブリパークでは「魔女の谷」開園に合わせて、チケットの種類を再編する。エリアごとの単独チケットはなくなり、エリア全体を楽しめるチケットが中心となる。
チケットは3種類で「ジブリパーク大さんぽ券」は、5つのエリアを周れる1日券。平日大人3500円、子ども1750円、土日と休日は少し高くなり4000円と2000円。
「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」は、これに建物内部展示がつく。「地球屋」「サツキとメイの家」「ハウルの城」「オキノ邸」「魔女の家」が含まれる。大人7300円、子ども3650円、土日休日はそれぞれ7800円と3900円。
さらに「ジブリ倉庫」を含まない4つのエリアの屋外展示の観覧だけの「ジブリパークさんぽ券」は、大人2000円、子ども750円、土日休日はそれぞれ2000円と1000円。リーズナブルな価格で何度でも来れそうだ。
全部観覧できる大人のプレミアチケットが休日で7800円と、これまでに比べると高額になっている。しかし、これは「魔女の谷」の規模の大きさに理由がありそうだ。「魔女の谷」の面積は約2.9ヘクタールとこれまでのエリアより圧倒的に広い。7.1ヘクタールの全体の半分近くを占める。
エリアには『魔女の宅急便』、『ハウルの動く城』、『アーヤと魔女』などのスタジオジブリ作品をモチーフにした建物が並ぶ。主要な建物だけで8つある。
高さ約20メートルの「ハウルの城」や「ハッ ター帽子店」、『魔女の宅急便』に登場した「オキノ邸」、「グーチョキパン屋」は実際にパンも販売する。『アーヤと 魔女』する「魔女の家」、さらに作品をイメージした「メリーゴーランド」と「フライングマシン」などだ。
これまでと同様、日時指定の事前予約のみとなるが、入場できる来園者数は大きく増えそうだ。愛・地球博記念公園と地域の活性化にも大きな役割を果たしそうだ。
2024年3月16日からのチケットは、2024年1月10日14時より販売を開始する。
ジブリパーク https://ghibli-park.jp/