エンタメ海外事業のREMOWが韓国法人設立、韓国向けのサイマル番組配信も

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 日本の映像コンテンツの世界配信を事業とするREMOWは、2023年7月づけで韓国に現地法人REMOW KOREAを立ち上げた。設立にあたっては、韓国でウェブ小説やウェブトゥーン、また映像作品の企画・制作を手がけるコクス(COCCS Inc.)と手を組む。資本金は2億ウォン(約22000万円)、REMOWが75%、コクスが25%出資した。
 REMOW KOREABの本社はソウル市江南区に置かれて、代表者はREMOW代表取締役の石井紹良氏が務める。REMOWはコクスと協力することで、韓国における日本映像作品の迅速で効率的な配給の実現を目指す。

 REMOWは、日本の映像作品のグローバルでの「配給」、「配信」、「製作」を目指して、2022年に設立された。その後の積極的な資金調達で、注目を集めている。集英社やディー・エヌ・エー、東映、東映アニメーション、松竹、ADKエモーションズ、アミューズなど、幅広いエンタテイメント企業が出資している。 一方で、中核事業はいまだ明らかにされてないことが多く、業界からの関心が高い。
 韓国においては、今回の現地法人を通じて、テレビアニメシリーズ『うちの会社の小さい先輩の話』のサイマル配信をスタートしている。本作は竹書房の雑誌「ストーリアダッシュ」にて連載する同名のマンガを原作にして、2023年7月からリリースを開始している。

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