新千歳空港国際アニメーション映画祭が10周年、会期5日間に拡大へ

第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭

 空港内で開催される本格的な映画祭として注目されてきた新千歳国際アニメーション映画祭が、今年で10周年を迎える。このほど記念すべき年の開催概要などが発表された。
 大きく注目されるのは、開催日程だろう。例年と同じく秋のやや遅めの時期に設定されたが、今年は2023年11月2日(木)から11月6日(月)までと5日間となる。これまでの4日間から期間を拡大する。11月3日の文化の日を含むため、5日間のうち土曜日、日曜日、祝日を3日間含んだ好日程となった。

 新千歳空港国際アニメーション映画祭は、世界中の最新アニメーション作品を一堂に集めたイベントとして2014年にスタートした。途中コロナ禍を挟みながらも、毎年規模を拡大、内容を充実させてきた。 2023年も第10回とのメモリアルな数字にとどまらない新たな試みをする。新部門の創設だ。
 昨年はコンペティションを40分以上の作品を対象とする長編部門、短編部門(日本コンペ、ミュージックアニメーションコンペ、学生コンペを含む)と、新たに創設したGIF部門の3つを設けていた。今年はGIF部門をSocial Media部門に衣替えする。
Social Media部門は「NEW CHITOSE AIRPORT Social Media Animation Award」として、公募作品をGIFという制作手法に限定することなく、SNSを通じた流通・拡散というメディアを主体にするようだ。作品の受容の仕方が変化する現在のカルチャー状況を視野に入れている。

 作品募集は4月24日より開始した。短編部門は2023年6月30日まで、長編部門とSocial Media部門は、7月18日まで受けつける。詳細は公式サイトにて確認できる。

第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭
https://airport-anifes.jp/
2023年11月2日(木)~11月6日(月)
新千歳空港ターミナルビル(新千歳空港シアター 他)

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