新潟のアニメーション映画祭にりんたろう、永野護、片渕須直、磯光雄の4監督が参加

新潟国際アニメーション映画祭

 2023年3月17日から22日まで、新潟市内で開催される第1回新潟国際アニメーション映画祭のラインナップの一部が明らかになった。映画祭実行委員会は2月1日に世界の潮流部門とイベント上映のプログラムの一部を発表、コンペティション部門と共にチケット販売を開始した。

 今回の発表で注目されるのは、人気監督の映画祭の参加だ。イベント上映で、りんたろう、永野護、片渕須直、そして世界の潮流部門で磯光雄の登場が明らかになった。永野護は『ファイブスター物語』のマンガやキャラクター・メカニックデザイナーとして活躍し、多くの熱狂的なファンからの支持されてきた。映画祭では監督・脚本を務めた『花の詩女 ゴティックメード』を上映、主演声優の川村万梨阿、そして映画製作を担当し『ファイブスター物語』の初代編集担当の井上伸一郎と共にクロストークをする。
 片渕須直は『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の上映と登壇、りんたろうは上映作品は発表されていないが、MAPPA創業者/会長、スタジオM2代表取締役社長の丸山正雄と対談する。
 世界の潮流部門では、『地球外少年少女』の上映で磯光雄が登壇。こちらも『電脳コイル』などで熱心なファンが多いことで知られる人気監督だ。

 世界の潮流部門はこのほか、ポストジブリと世界から注目されるアイルランドのカートゥーン・サルーンの代表作ケルト3部作『ブレンダンとケルズの秘密』、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』、『ウルフウォーカー』を一挙上映。また夢枕獏と谷口ジローが原作のマンガをヨーロッパでアニメーション化した話題作『神々の山嶺』、中国の『新封神演義・楊戩』、ブラジルの『父を探して』といった幅広い作品が並んだ。 
 今後はまだ詳細の明らかにされていないレトロスペクティブ部門の大友克洋特集やオールナイト、大川・蕗谷賞の関連上映が控える。映画祭では今後もゲストの発表が続くとしており、そのラインナップも期待される。
 最新情報は公式サイトのほか、公式Twitter(https://twitter.com/NIAFF_animation)でも発信中だ。開催まで2ヵ月足らず、映画祭への関心はさらに高まりそうだ。

第1回新潟国際アニメーション映画祭
https://niaff.net
スケジュール
https://niigata-iaff.net/wp-content/themes/niaff/pdf/schedule.pdf?23020011340

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