東映配給作品の年間興行収入325億円、過去最高を大幅更新

映画

 老舗の映画会社・東映が、2022年の映画興行で大きな記録を打ち立てた。2023年1月11日、東映は2022年1月1日から12月31日までの自社配給映画の年間興行収入が325億6366万570円であることを明らかにした。
 この数字は同社の興行収入がこれまで最も高かった2009年の179億8025万4340円を大きく引き離し、過去最高記録となる。2022年はその2009年対比で181%と群を抜いた高水準となる。

 歴史的な数字の達成には、アニメ映画の果たした役割も大きかった。興行収入の大きかったのは年間収入が179億8025万4340円となった『ONE PIECE FILM RED』、また『THE FIRST SLAM DUNK』が年を超えて70億円突破と快進撃を続けている。この2作品だけで、250億円を超える計算だ。このほか『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が約25億円の興行収入となっている。
 東映の2022年の配給映画は、共同配給を含めて19本。このうち8本がアニメであった。このなかにはアニメーション制作がテレコム・アニメーションフィルムであった『ブルーサーマル』、2作で構成されるがそれぞれを異なったアニメスタジオが制作する『僕が愛したすべての君へ』/『君を愛したひとりの僕へ』など新しい試みもあった。また実写映画ではアニメづくりを題材にした『ハケンアニメ!』も配給している。実写映画からは興行収入10億円以上の作品はなかった。

 他の配給会社では、興行収入で例年国内収入トップを続ける東宝が、11月末までの段階で553億円だった。12月分を加えると600億円前後になりそうだ。引き続きトップを維持するが、東映がかなりその差を縮めることになりそうだ。

[2022年の東映配給公開映画]
『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』
『大怪獣のあとしまつ』(松竹共同配給)
『牛首村』
『ブルーサーマル』
『映画おしりたんてい シリアーティ』
『ハケンアニメ!』
『太陽とボレロ』
『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』
『妖怪シェアハウス -白馬の王子様じゃないん怪-』
『劇場版 仮面ライダーリバイス/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE』
『ONE PIECE FILM RED』
『ハウ』
『ヘルドッグス』(ソニー・ピクチャーズ共同配給)
『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!』
『僕が愛したすべての君へ』
『君を愛したひとりの僕へ』
『天間荘の三姉妹』
『THE FIRST SLAM DUNK』
『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』

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