押井守監督にウィンザー・マッケイ賞 米国アニー賞で選出、日本人で6人目

VFX-JAPANアワード

『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、『イノセンス』などで知られる押井守監督が米国のアニメーション業界から顕彰される。
米国カリフォルニアにある国際アニメーションフィルム協会 ハリウッド支部(ASIFA HOLLYWOOD)は11月28日に第44回アニー賞のノミネートを発表したが、併せて名誉賞各賞も発表している。このうちウィンザー・マッケイ賞(Winsor McCay Award)に日本から映画監督の押井守が選ばれた。

ウィンザー・マッケイ賞は、その生涯を通じてアニメーション界に大きな貢献をしてきた人物を顕彰する目的で1972年より設けられている。賞のタイトルは、米国のコミックスやアニメーションに多大な影響を与えたウィンザー・マッケイにちなんでいる。
ウィンザー・マッケイ自身やウォルト・ディズニー、テックス・アヴェリーなどの巨匠から、近年はティム・バートン、ジェフリー・カッェンバーグ、ジョン・ラセター、スティーヴン・スピルバーグらが受賞している。日本人では川本喜八郎(1988年)、手塚治虫(1989年)、宮崎駿(1998年)、大友克洋(2014年)、高畑勲(2016年)に続き、押井守が6人目になる。

押井守は、1951年生まれ。大学卒業後にアニメの道に進み、1981年のテレビアニメ『うる星やつら』で注目を浴びた。その後、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』や『機動警察パトレイバー the Movie』などの傑作を監督した。実写映画作品も多く、『アヴァロン』 、『GARM WARS The Last Druid』などの代表作がある。
海外では1995年の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』がよく知られている。その映像やイメージは多くのSF映画やアニメーションに影響を与えたとされている。本作の続編にあたる『イノセンス』はカンヌ国際映画祭のオフィシャルコンペティション部門にも選ばれている。
2017年にはハリウッド実写映画『GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル』が世界公開となる。世界が『攻殻機動隊』を知るきっかけともなった『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の監督である押井守への注目もまた高まりそうだ。

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