池袋に世界最大のアニメショップ アニメイト池袋本店が大幅拡張

アニメイト池袋本店

 日本アニメ・マンガの人気を追い風に、日本アニメやマンガ・ゲーム、キャラクターの商品を取り扱うアニメショップは国内だけでなく、海外でも増えている。グッズだけでなく、様々な情報発信、イベント開催などファンにとっては、いまやなくてはならない活動の拠点だ。
 そうしたなかポップカルチャーを代表する街、東京・池袋に世界でも群を抜いた規模の巨大アニメショプが誕生することになった。アニメショップチェーンのアニメイトは、旗艦店である「アニメイト池袋本店」をオープン40周年にあたる2023年春に店舗面積の大幅を伴うリニューアルオープンすると発表した。

 現状の池袋本店は、池袋駅から徒歩5分ほどの繁華街にある9階建てのビルとなっている。グッズや書籍販売だけでなく、コンセプトスペースやイベントホールの含み、現在でも有数の巨大店舗である。
 2023年春にオープンスするリニューアルでは、隣接する池袋保健所跡地に新たなビルを増築したうえで現在の店舗と一体となった建物へとする。リニューアル後の店舗面積は現在では明らかでないが、これまでより大幅に拡張することになる。
 アニメイトでは売り場面積の拡大によりアイテムの取り揃えはさらに充実させ、さらにより過ごしやすい店舗として落ち着いた空間演出を施す。アニメやコミックの世界を体感できるような施設を目指す。詳細は、今後順次発表予定だ。

 また今回さらに注目されるのは、アニメイト池袋本店がこれまで以上に周辺地域と一体化することである。一体は旧豊島区役所や豊島公会堂跡地を活用した再開発地域で、「Hareza池袋」として多数の劇場、シアター、映画館、ショップ、オフィス、会議場などを収容する。
 「Hareza池袋」とアニメイト池袋本店の間にあった土地を開発することで、両者がつながり連続した立地になる。そこで隣接施設と連続性のある外観デザインを採用し、池袋駅前のエンターテインメントエリアの演出に一役買う。街への集客にも力を発揮しそうだ。
 
1983年3月にアニメイトは、池袋に1号店をオープンしたアニメショップの老舗だ。店舗周辺は、「乙女ロード」とも呼ばれて、ポップカルチャーの集積地としても知られる。その地域文化形成にも大きな力を発揮してきた。

アニメイト池袋本店
2023年春グランドオープン 予定
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-20-7

「アニメイト池袋本店」特設サイト
https://www.animate.co.jp/ex/ikebukuro2023/
「アニメイト池袋本店」公式サイト
https://www.animate.co.jp/shop/ikebukuro/

アニメイト池袋本店

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. AnimeJapan2024
    ■凝った企業ブースが脱コロナ禍を演出  2024年3月23日から26日まで、東京都内で日本アニ…
  2. 第2回国際アニメーション映画祭
     新潟国際アニメーション映画祭が、2024年3月15日から20日までの6日間、新潟市内各所の会場で開…
  3. クランチロールアワード
     日本アニメ配信プラットフォームで世界最大規模のクランチロールが主催する「クランチロール・アニメアワ…
ページ上部へ戻る