西日本最大級のマンガ・アニメの総合イベントとして知られる「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)」が、2021年9月18日と19日の2日間、京都市内みやこめっせとロームシアター京都をメイン会場に、2日間にわたり開催されることが決定した。
会場はみやこめっせ、ロームシアター京都のほか、京都国際マンガミュージアム、東映太秦映画村など。市内各所で企業出展やステージイベント、企画展やグッズ販売、セミナーといった多彩な催しが並ぶ。
京まふにとって2021年は、特別な年になる。2012年にスタートから、今年で10周年になるからだ。京まふは関西からのマンガ・アニメカルチャー発信を掲げて、行政、企業、教育機関が協力して取り組んできた。関西圏に同様の総合イベントがないこと、最新のアニメ・マンガの情報が様々なかたちでファンに届けられるのが人気となり、いまではエンタテイメント業界になくてはならない存在だ。ファン向けイベントだけでなく、コンテンツ産業振興のための取り組みも他にない特色となっている。
記念すべき年ではあるが、開催環境は厳しい。新型コロナウイルス感染症の勢いは収まる気配を見せず、2020年以来、大型イベントでは中止、縮小を余儀なくされるケースが相次いでいるためだ。
そうしたなか京まふは昨年は感染症対策に取り組むことで、会場でのイベント無事に実施した。2021年も感染症対策と共に、リアル開催を目指すことになる。
期間中は、例年人気の出展ブース、人気声優ステージ、グッズ販売、コスプレエリア、マンガ・アニメとのコラボレーション企画などが用意される。また京都ならではの体験が出来る「伝統工芸体験工房」や京都国際マンガミュージアムでの特別企画も予定する。
京都国際マンガ・アニメフェア2021
京まふ(KYOMAF=KYOTO INTERNATIONAL MANGA ANIME FAIR)
http://kyomaf.kyoto/
2021年9月18日(土)・19日(日)
みやこめっせ(メイン会場)、ロームシアター京都(メイン会場)
京都国際マンガミュージアム(第2会場)
東映太秦映画村(特別会場)