報知新聞社は2022年11月11日に、第47回報知映画賞のノミネート作品、スタッフを発表した。アワードは作品賞(邦画)、作品賞(海外)、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞、新人賞などがあり、アニメ作品賞もそのひとつだ。
ノミネート対象は2021年12月1日から22年11月30日までに1週間以上一般向けの商業公開された新作と俳優、監督になる。ファン投票に基づいて各部門のノミネート作品を決定、今後は選考委員会が各賞を決定し、表彰する。
報知新聞賞は1976年に設立され、50年以上の歴史を持つ。アニメ作品賞の歴史は新しく第42回(2017年)から始まっている。これまでに『天気の子』、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』、『漁港の肉子ちゃん』といった受賞作がある。
第47回のアニメ作品賞ノミネート作品は10本となった。近年の劇場アニメの活況を受けて話題作が多く挙がった。
海外の映画祭でもたびたび上映された『犬王』、『鹿の王 ユナと約束の旅』、記録的なヒットが続く『ONE PIECE FILM RED』、11月11日に公開したばかりの『すずめの戸締まり』も含まれる。配信会社と協力する『雨を告げる漂流団地』(Netflix)、『四畳半タイムマシンブルース』(Disney+)があるのは、昨今の潮流を反映している。
アニメ作品賞は国内国外の作品を区別していない。洋画からは『アンネ・フランクと旅する日記』と『バッドガイズ』が選出されている。
受賞作品、受賞者は他のアワードに先駆けて、11月下旬に発表される。国内で最も早く発表される主要な映画賞として、2022年の賞レースの行方を占うものとなる。
[アニメ作品賞 ノミネート作品]
『鹿の王 ユナと約束の旅』
『アンネ・フランクと旅する日記』
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』
『犬王』
『ONE PIECE FILM RED』
『夏へのトンネル、さよならの出口』
『雨を告げる漂流団地』
『四畳半タイムマシンブルース』
『バッドガイズ』
『すずめの戸締まり』
報知映画賞
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