U-NEXT売上げ・利益過去最高更新 コンテンツ配信売上高714億円

ファイナンス決算

 通信やコンテンツ配信のUSEN-NEXT HOLDINGSが2022年8月期末決算で、過去最高売上高と営業利益を更新した。過去最高の更新は6期連続と好調ぶりが鮮明だ。「コンテンツ配信」、「店舗サービス」、「通信」、「業務用システム」、「エネルギー」の5つ事業のいずれもが堅調で、コンテンツ配信とエネルギーが、売上げと利益を牽引した。
 通期連結売上高は2379億2700万円で14.2%増、営業利益が173億2100万円(11%増)、経常利益162億4100万円(10%増)、当期純利益86億8700万円(8%増)となっている。売上ではコンテンツ配信が最も大きく、営業利益では90億円を超える店舗サービスが最大だ。

 コンテンツ配信事業は売上高714億3200万円(19.1%増)、営業利益は62億9400万円(9.8%増)と、増収増益を維持した。売上高は2019年8月期の336億円から倍近くまで大きくなっている。
同事業は、映像配信プラットフォーム「U-NEXT」が大半を占める。映画やアニメ・ドラマの定額課金見放題、都度課金のマンガ・書籍の見放題も提供するサービスだ。
 コンテンツ配信の好調は「U-NEXT」の課金ユーザー数の増加に支えられている。22年8月期のユーザー数は275万人、前年同時期の239万人から36万人、15%増としている。700億円を超える数字からから、同社が国内の映像配信分野で売上高トップクラスであると見られる。
 一方で営業利益の伸び率が低いのは、広告販売促進費と番組の調達費が増加していることを反映している。特に番組購入では円安方向の為替変動で、海外からの番組調達費が大きくなったことに影響を受けた。

 2023年8月期も、引き続き成長を予測している。連結売上高は2470億円、営業利益は184億円、経常利益は173億円、当期純利益は92億円を見通す。
 コンテンツ配信事業では売上高740億円、営業利益73億円を予想としている。課金ユーザーで引き続き純増を見込む一方で、販管費の見直し、コンテンツ調達の見直し交渉などで円安に対応する構えだ。

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