「となりのトトロ」英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが舞台化 久石譲プロデュース

「となりのトトロ」

 ロサンゼルスのアカデミー博物館での宮崎駿展開催、今年秋のジブリパーク オープンとスタジオジブリの大きな話題が続いている。そうしたなかイギリス・ロンドンでも、スタジオジブリ作品のサプライズが発表になった。
 英国演劇界を代表する劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが、『となりのトトロ』を舞台化する。2022年10月にバービカン劇場で上演する。舞台は23年1月まで続き、この期間の主要な演目となりそうだ。
 ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーは、「ロイヤル」の名前が冠せられるようにエリザベス女王がパトロン、チャールズ皇太子が理事長を務めるなど王室と縁が深い。劇団は数え切れないほどの有名な役者や演出家を輩出してきた。

 『となりのトトロ』の舞台化は、映画で本作の音楽を担当した久石譲の提案がきっかけになっている。 製作はロイヤル・シェイクスピア・カンパニーと日本テレビが共同で行い、演出はフェリム・マクダーモットが担当する。
 マクダーモットは『真夏の夜の夢』をはじめとしたシェイクスピア作品だけでなく、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場ではフィリップ・グラス作曲のオペラ『アクナーテン』、ブロードウェイではミュージカル『アダムス・ファミリー』も手がける実力派である。今回の舞台は美しい音楽と共に舞台化し、パペットも使用するとしている。
 音楽は日本から久石譲、脚本はトム・モートン=スミスを起用する。久石はエグゼクティブ・プロデューサーも務める。
 
 『となりのトトロ』は宮崎駿が原作・脚本・監督を手がけて1988年に全国公開したスタジオジブリを代表するアニメーション映画。母親が入院する病院に近い郊外へ引っ越してきたサツキ、 メイの姉妹が不思議な生き物トトロと交流するファンタジックな物語だ。
 ジブリ作品のなかでもとりわけ広く知られ、人気が高い。しかし本作の舞台化は初となる。非常に日本的な題材がどんなかたちでイギリスで舞台化されるのか、注目を集まりそうだ。
 
『MY NEIGHBOUR TOTORO』
https://www.rsc.org.uk/my-neighbour-totoro
2022年10月8日(土)~2023年1月21日(土)
ロンドン・バービカン劇場

エグゼクティブ・プロデューサー:久石譲
原作: 宮崎駿「となりのトトロ」
音楽: 久石譲
脚本: トム・モートン=スミス
演出: フェリム・マクダーモット
製作: ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー/日本テレビ   

となりのトトロ

『となりのトトロ』

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