TVアニメ「ボトルマンDX」4月スタート タカラトミー玩具連動、制作はガイナ

キャップ革命 ボトルマンDX

 タカラトミーが開発する玩具と連動するキッズ向けテレビアニメシリーズが2022年4月よりテレビ大阪・テレビ東京など全国6局ネットで放送開始する。『キャップ革命 ボトルマンDX』だ。
 タカラトミーが原作、玩具開発と発売をするシューティングホビー「キャップ革命 ボトルマン」シリーズを題材にした作品だ。ボトルマンはロボットのかたちをした玩具で、子どもたちはそれを使ってペットボトルキャップを飛ばすことで様々な競技を楽しむ。改造要素も盛り込んでキッズにアピールする。タカラトミーからは、アニメに登場する主人公機体などの新商品が4月23日から発売される。

 作品はシューティングホビー・ボトルマンが大人気となっている世界が舞台だ。主人公の甲賀コータが謎の新型ボトルマン「コーラマルDX」を偶然、手に入れたことから始まる。ボトルマンを憎むもう一人の主人公・帆狩リョウと出会い、対立したり協力しながらボトルバトルを繰り広げる。「謎の組織の陰謀」「暗躍するエージェント」「謎の新型ボトルマン」などサスペンス要素を加えることで親子で楽しめる内容になったとしている。
 監督は『レディ ジュエルペット』や『戦国BASARA』などのベテラン川崎逸朗、アニメーション制作をテレビアニメ『ピアノの森』も手がけたガイナ。現在の東京都武蔵野市に拠点を持ってから初の大きなタイトルになる。

 キッズ向の玩具連動企画は、アニメの中でも長年伝統のあるジャンルだ。しかし近年は子ども人口の減少もあり、新作タイトルを投入することは以前より減っている。そのなかでテレビ大阪・テレビ東京系列の全国6局ネット、日曜日朝9時半からの放送と『ボトルマンDX』は全国区を目指す力のはいったタイトルとなる。子どもたちの心をどれだけ獲得するかも、注目される。

『キャップ革命 ボトルマンDX』
https://bottleman.net

原作:タカラトミー
監督:川崎逸朗
シリーズ構成・脚本:Qualia Writers Inc.・山本カズヨシ
キャラクターデザイン/総作画監督:小野早香
アニメーション制作:ガイナ(木下グループ)

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