日本マンガの米国向け新配信サービス開発、ドコモ、アカツキ、メディアドゥ、MyAnimeListが連携

、ドコモ、アカツキ、メディアドゥ、MyAnimeList

 日本マンガを海外に向けて発信する新たな企業連合が登場した。2023年12月11日、NTTドコモとアカツキ、メディアドゥ、MyAnimeListの4社は、海外向けにデジタルマンガを配信する新たなサービス構築に関する業務提携契約を締結した。
 この提携は2024年秋のローンチを目指して、米国での新たなデジタルマンガの配信サービスの構築の検討を進める。新たなサービスは、従来の日本マンガで一般的な横開きの作品とスマートフォンで広く利用されているタテ読み作品の双方に広く対応するとしている。サービス提供はスマホアプリとPCブラウザの両方を念頭に置く。タテ読み、ヨコ読みに拘らない新しさが売りになりそうだ。

 新サービスに向けた提携は、参加各社がそれぞれの得意分野を活かすことが特徴だ。NTTドコモはサービス運営の主体、プラットフォーマーの役割を担う。
 サービスの運営と開発は、アカツキグループでタテ読みマンガアプリの実績があるHykeComicの経験を活かす。作品の調達は、国内外で電子書籍取引事業をおこなうメディアドゥの担当だ。さらに海外のアニメ・マンガファンの利用が多いMyAnimeListのデータやマーケティングがビジネス開発に活用される。

 アニメに較べてマンガは、海外向けの正規作品配信のネットワークがまだ十分構築されていない。集英社の「MANGA Plus」やKADOKAWAの「BOOK WALKER」などの成功例はあるが、いずれも個別の出版社に対する依存が大きい。日本マンガ全体というサービスとは異なる。もし新サービスが幅広い出版社の作品を揃えることが出来ればインパクトは大きい。
 逆に言えば新サービスが大手・中堅・中小出版社からタテ読みも含めてどれだけ作品が揃えられるかが、新サービス成功の鍵になるだろう。

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