スタジオポノック「屋根裏のラジャー」公開延期、制作に遅れ


 スタジオポノックの長編第2作として期待されているアニメーション映画『屋根裏のラジャー』の公開が当初予定していた2022年夏より遅れることになった。2022年3月2日に、映画「屋根裏のラジャー」製作委員会と配給をする東宝より公開延期の発表があった。
 『屋根裏のラジャー』の製作の進行に遅れが生じている現状を検討した結果としている。新しい公開日は今後決定次第、作品の公式サイト、公式SNS、東宝公式サイトなどで告知する予定だ。

 『屋根裏のラジャー』は英国のA.F.ハロルドのファンタジー小説『The Imaginary』を原作に、想像の中存在し誰にも見えない主人公の少年・ラジャーが人間の想像が食べられる世界の危機に立ち向かう話を描く。
『メアリと魔女の花』に続くスタジオポノックの長編アニメーション映画となる。監督はスタジオジブリで長年活躍した百瀬義行、プロデューサーもスタジオジブリ出身の西村義明が務める。

『屋根裏のラジャー』
https://www.ponoc.jp/Rudger/

原作:A.F.ハロルド「The Imaginary」(「ぼくが消えないうちに」こだまともこ訳・ポプラ社刊)
監督:百瀬義行
プロデューサー:西村義明
製作:「屋根裏のラジャー」製作委員会
配給:東宝

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