Netflixオリジナルアニメ「アグレッシブ烈子」配信概要発表、15分×全10話が4月20日一挙リリース

『アグレッシブ烈子』

『DEVILMAN crybaby』や『Godzilla 怪獣惑星』など、話題のオリジナルアニメを次々に投入するNetflixが、これまでと趣向を変えたオリジナル作品に挑戦する。キャラクター会社のサンリオとアニメーション制作のファンワークスが、Netflixと進める新作アニメシリーズ『アグレッシブ烈子』の配信概要がこのほど発表になった。
 2018年4月20日(金)より、Netflixが独占で全世界190ヵ国に向けて配信を開始する。また英語、中国語(広東語)、スペイン語など8言語の吹替えがされるほか、字幕では中国語(繁体字、簡体字)、韓国語などの23言語で対応する。

 Netflixのオリジナルアニメはテレビ放送の有無など様々なかたちがあるが、『アグレッシブ烈子』は各話約15分全10話を一挙同時にリリースする。『DEVILMAN crybaby』や3月に配信する『B: The Beginning』、『A.I.C.O. Incarnation』と同様にテレビ放送はなく、Netflixでしか観れないとりわけ独占性の強いタイトルになりそうだ。

 『アグレッシブ烈子』は、もともとサンリオが2015年に新しいキャラクターとして開発した。主人公の烈子は一流商社で働きながらも、ムカつく上司や同僚への不満を溜め、仕事帰りに一人でカラオケに行ってメタルを歌ってストレス発散している。働く女性の共感を呼ぶコミカルなキャラクター。2016年4月からはTBSの情報番組「王様のブランチ」内で、長さ1分のショートアニメも放送されている。
 それを今回、Netflixがピックアップする。監督のラレコ、アニメーション制作のファンワークスはそのままに、いっきにボリュームが増す。監督のラレコは、従来のアニメよりドラマを意識して、よりリアルな烈子の人生を感じられる作品を目指したとする。キャラクターの厚みも増しそうだ。

 Netflix は数々のオリジナルアニメの発表に加えて、2月初めにはプロダクション I.Gやボンズとの包括的業務提携を発表するなど日本アニメと積極的に関わる姿勢を強めている。しかし、そのなかでも『アグレッシブ烈子』にはサプライズな要素が多い。
 ひとつは『DEVILMAN crybaby』やプロダクション I.Gやボンズといったハードアクション、SF、ハイエッジな作品を好むと見られてきたNetflixがコメディやキャラクター作品にも関心寄せていることだ。幅広いラインナップを揃えたいとの意識が感じられる。
 もうひとつは、すでに他放送局で展開していた作品を、より大きな枠組みで自社のオリジナルとすることだ。かなり柔軟に企画に対応している。昨今、新しいアニメの資金の提供企業、企画を実現するパートナーとして注目が集まるNetflixがこれまで以上に幅広い企画を求めているとすれば、それだけNetflixと組める企業も広がることになる。

『アグレッシブ烈子』
2018年4月20日配信開始
各話約15分全10話
原作: サンリオ
監督、脚本: ラレコ
アニメーション制作: ファンワークス

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