国内最大の国際映画祭である「東京国際映画祭」と併催・国際コンテンツ見本市である「TIFFCOM」の2022年の開催日程が発表された。
第35回東京国際映画祭は2022年10月24日(月)をスタートに11月2日(水)までの10日間となる。本年と同じく10月最終週から11月頭にかけてのスケジュールである。
「TIFFCOM2022-the Marketplace for film and TV in Asia-」は初日が映画祭と同じ10月24日(月)となり、こちらは26日(水)までの3日間だ。2021年は新型コロナ感染症対策と海外からの渡航制限もあり、2年連続のオンライン開催としていた。しかし2022年は3年ぶりのリアル開催を目指す。開催場所は東京国際映画祭、TIFFCOMとも現在は未発表である。
また東京国際映画祭と連携するもうひとつの国際映画祭である東京フィルメックスは、10月29日(土)~11月6日(日)も8日間を日程する。こちらは最初の4日間を東京国際映画祭のスケジュールと重ねることで、映画祭シーズンの盛り上げに一役を買う。会場は有楽町朝日ホール他を使用する予定だ。
2021年の東京国際映画祭は今年、新たなプログラミングディレクターの就任や開催地区の移動など大きな変革がとられた。新型コロナ禍でもあり、海外からのゲストも限られるなど様々な困難があったが、そうした動きは一定の評価を得た。
2022年はそうした改革後、そしてアフターコロナを目指して、さらにどのような映画祭を実現するのかが問われる。
第35回東京国際映画祭 https://tiff-jp.net/ja/
2022年10月24日(月)~11月2日(水)【10日間】
TIFFCOM 2022 https://tiff-jp.net/ja/
2022年10月24日(月)~26日(水)【3日間】
主催:公益財団法人ユニジャパン
第23回東京フィルメックス https://filmex.jp/
2022年10月29日(土)~11月6日(日) 有楽町朝日ホールほか(予定)
主催:認定NPO法人東京フィルメックス
共催:公益財団法人ユニジャパン(東京国際映画祭)