合同会社DMM.comは2021年11月1日付けで、一般社団法人 日本動画協会に正会員として協会に入会した。11月29日、日本動画協会の公式サイトにて告知された。
日本動画協会は日本のアニメ文化と産業の発展を目的に、2002年5月にアニメ企業20社で設立された。アニメ製作出資もする企業を中心とした正会員とアニメーション制作、さらにアニメ関連事業を手がける企業も含めた準会員から構成されている。
DMM.comの入会で会員企業は、正会員は38社、準会員が47社の85社となった。正会員の入会は2019年11月の株式会社ガイナ以来、11年ぶりである。
DMM.comは1999年にビデオ通販や動画配信事業を中核として設立。現在はインターネットを基盤に金融やゲーム、教育など幅広い事業を手がけている。
近年は、DMM picturesを軸にアニメ分野への進出にも積極的である。製作投資のほか、映像ソフト販売、ライセンスマネジメントなど幅広いアニメビジネスに進出する。そうした作品には『異世界食堂』、『ブルーピリオド』などがある。