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2021年上半期、最も配信で見られた番組に「呪術」「鬼滅」「進撃」
- 2021/7/18
- テレビ/配信/映像ソフト, ニュース, 調査・レポート
定額課金動画配信サービスが引き続き高い成長を見せる中で、2021年の市場拡大を牽引したのはシリーズアニメだった。エンタメ分野のデータマーケティング会社GEM PARTNERは、このほど「定額制動画配信サービス 視聴者数ポイント 2021 年上半期総括」を発表した。
同社の調査によると、2021年上半期国内で最も観られた番組はアニメ『呪術廻戦』であった。さらに2位には『鬼滅の刃』、3位に『進撃の巨人』、4位に『名探偵コナン』、5位に『約束のネバーランド』がつけた。ベスト10のうち8つ、ベスト20では16と、アニメがランキングを席巻している。
GEM PARTNERの調査はAmazon プライム・ビデオや Netflix、Hulu、U-NEXT、dTVなど国内の主要な定額制動画配信サービス(SVOD)を横断して、毎週ユーザーの視聴動向を集計している。タイトルごとにポイント化してランキングをする。
GEM PARTNERは2021年上半期のSVODの市場の特徴を、Amazonプライム・ビデオといった視聴者数の多いサービスはアニメが席巻する一方で、その他のサービスでは独占配信・オリジナルコンテンツ戦略で差別化を目指しているとする。
視聴1位になった『呪術廻戦』は、「週刊少年ジャンプ」の人気マンガを原作に2020年10月からアニメシリーズがリリースされ絶大な人気を獲得した。3月にシリーズが一旦終了し、21年12月に劇場版『劇場版 呪術廻戦 0』の公開も予定されている。ランキングでは『鬼滅の刃』にポイントで大差をつけての1位になった。
アニメ以外では8位の松本人志を看板にしたバラエティ番組「HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル」がトップ。Amazon プライム・ビデオのみの独占配信であることを考えれば、非常に注目が高いと見ていいだろう。海外ドラマでは9位の『ウォーキングデッド』、日本ドラマでは16位の『孤独のグルメ』が最高である。
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